2009年05月31日
そらのはて
このあいだ、小学校3年生の娘が、一人で寝るのはさびしいというので、一緒に布団で横になって話をしていた。
娘(以降は便宜上「姫」)は、算数で「万」まで習って、「億」を知っているのが自慢らしい。
姫「ねえ、億より大きい数ってある?」
あるよ。「兆」とか「京」とか。
姫「それ、聞いた事ある。じゃあ、一番大きい数って何?」
無限。
姫「誰が決めたの?」
算数の約束は、決めるんじゃなくて誰かが見つけたんだよ。無限を見つけた人が誰かは知らないけど。
姫「ふーん。。。。(なんかめんどくさい話になりそうだな)
無限ってどれぐらい?一億の一億倍の一億倍ぐらい?」
もっともっと、ずっと大きい。
大きさを棒で表すとして、すごく長い棒の、先が見えない遠くの遠くが無限だから。
姫「じゃあ、無限って太陽より遠い?」
うん。
姫「じゃあ、無限の向こうはどうなってるの?」
う〜ん。何もないんじゃないの。
姫「ふーん。なんかこわいねえ。」
ふとんの上で宇宙の果てを考える姫であった。
娘(以降は便宜上「姫」)は、算数で「万」まで習って、「億」を知っているのが自慢らしい。
姫「ねえ、億より大きい数ってある?」
あるよ。「兆」とか「京」とか。
姫「それ、聞いた事ある。じゃあ、一番大きい数って何?」
無限。
姫「誰が決めたの?」
算数の約束は、決めるんじゃなくて誰かが見つけたんだよ。無限を見つけた人が誰かは知らないけど。
姫「ふーん。。。。(なんかめんどくさい話になりそうだな)
無限ってどれぐらい?一億の一億倍の一億倍ぐらい?」
もっともっと、ずっと大きい。
大きさを棒で表すとして、すごく長い棒の、先が見えない遠くの遠くが無限だから。
姫「じゃあ、無限って太陽より遠い?」
うん。
姫「じゃあ、無限の向こうはどうなってるの?」
う〜ん。何もないんじゃないの。
姫「ふーん。なんかこわいねえ。」
ふとんの上で宇宙の果てを考える姫であった。
タグ :殿姫もらっちゃ王
2009年05月31日
天浜線の旅2
先日の天竜浜名湖鉄道の続き。

金指駅に行く途中、天竜二俣駅で、5分ほど停車時間がある。

天竜二俣駅は、天浜線の中でも古い駅舎が印象的な、シックな駅。
と思ったら、そこでみつけた看板には、、、。

てんぱま線?
続きを読む

金指駅に行く途中、天竜二俣駅で、5分ほど停車時間がある。

天竜二俣駅は、天浜線の中でも古い駅舎が印象的な、シックな駅。
と思ったら、そこでみつけた看板には、、、。

てんぱま線?
続きを読む
2009年05月30日
日本酒好きに捧ぐ
静岡は吟醸系のお酒にいいものが多い、というのが定説。
それを期待して静岡に遊びに来る人をいつも連れて行くお店がある。

北街道沿い、新静岡センターから清水方向にだいたい100メートルぐらい行って、右手にあるセブンイレブンを右にまがってすぐのお店。

このお店を象徴しているのが、このメニュー。
常時、グラスの日本酒メニューが、20種以上並ぶ。
初亀酒造の最高級酒、一升1万円の『亀』が常時飲める。
そのほか、県内各蔵の生酒、吟醸、大吟醸を中心に、渋いセレクトが並ぶ。
もちろん、季節もののおさけも、その都度紹介される。
保管が難しい日本酒を、常時これだけそろえようという気概がとんでもない。

グラス一杯は600円ぐらいから。
もちろん、がんがん呑めばそれなりにいってしまうけど、県外ならとてもこの値段では飲めないものばかり。
このお店、メニューは割と王道が多い。
「たみちゃん」とか、名前はナゾだけど、愛らしいメニューが山ほど。
いい刺身も当然ながら年中ある。
というふうに、普通に居酒屋としてもなかなか使い勝手がいいのだけど、ここに来るときは、「せっかくおい川に来たから」と思って、最初から日本酒に行ってしまう。
で、会計を頼むと、お疲れ様の胃袋に、これが出てくる。

しじみの味噌汁。
そういえば不思議な事がある。
こんなに酒飲みの気持ちがわかるのに、なんで、マスターは(ほとんど)下戸なんだろう?
このお店で撮った写真がみんなぶれているのは、何故?
知らず、結構酔っていたのかも。
『おい川』
静岡市葵区鷹匠1-4-1 佐野ビル1階
054-272-6551
17:00〜22:30 日・月、祝日休み
それを期待して静岡に遊びに来る人をいつも連れて行くお店がある。

北街道沿い、新静岡センターから清水方向にだいたい100メートルぐらい行って、右手にあるセブンイレブンを右にまがってすぐのお店。

このお店を象徴しているのが、このメニュー。
常時、グラスの日本酒メニューが、20種以上並ぶ。
初亀酒造の最高級酒、一升1万円の『亀』が常時飲める。
そのほか、県内各蔵の生酒、吟醸、大吟醸を中心に、渋いセレクトが並ぶ。
もちろん、季節もののおさけも、その都度紹介される。
保管が難しい日本酒を、常時これだけそろえようという気概がとんでもない。

グラス一杯は600円ぐらいから。
もちろん、がんがん呑めばそれなりにいってしまうけど、県外ならとてもこの値段では飲めないものばかり。
このお店、メニューは割と王道が多い。
「たみちゃん」とか、名前はナゾだけど、愛らしいメニューが山ほど。
いい刺身も当然ながら年中ある。
というふうに、普通に居酒屋としてもなかなか使い勝手がいいのだけど、ここに来るときは、「せっかくおい川に来たから」と思って、最初から日本酒に行ってしまう。
で、会計を頼むと、お疲れ様の胃袋に、これが出てくる。

しじみの味噌汁。
そういえば不思議な事がある。
こんなに酒飲みの気持ちがわかるのに、なんで、マスターは(ほとんど)下戸なんだろう?
このお店で撮った写真がみんなぶれているのは、何故?
知らず、結構酔っていたのかも。
『おい川』
静岡市葵区鷹匠1-4-1 佐野ビル1階
054-272-6551
17:00〜22:30 日・月、祝日休み
2009年05月29日
普通に真面目、真面目に普通、のラーメン。
何度も前を通っていたのに、初めて入った、北街道ぞいのラーメン店『新京』。
結構感動したので、ご報告。

新静岡から、清水方向にちょっと(100メートルぐらいかな?)歩いた左側。
ごくごく目立たないラーメン店だが、前々から『Yellow Leaf』のマスターが激賞していた。
この日ランチで頂いたのは、「蛋花湯麺」、700円なり。

蛋花、というからには、ふわふわのかき卵が乗っているんだけど、その柔らかさが絶品!
普通のお店のラーメンより、スープ熱め、食材も(炒めたてなので)熱め。
ちょっと生姜の香る中華スープをベースに、山盛りの中華食材が乗っている。
歯ごたえのいいタケノコとか、きちんと戻した干しシイタケ、山芋(?)などが、あとからあとから出てくる。
とにかく、使ってる食材の美味しさが半端ではない。
なんて真面目なんだ、と感動してしまうような味だった。
静岡で時折感じることなんだけど、、、、
すごく頑張っているお店も、軽く流しているお店も、その頑張りが味に反映せず、そのかわりに、「○○ラーメンは○○円ぐらい」という相場があって、みんなそれに従っているという印象がある。
ここも、「しぞーか相場」的には、かき玉ラーメン的値段なんだけど、、、、
ほんとにこんなに安くていいの???
結構感動したので、ご報告。

新静岡から、清水方向にちょっと(100メートルぐらいかな?)歩いた左側。
ごくごく目立たないラーメン店だが、前々から『Yellow Leaf』のマスターが激賞していた。
この日ランチで頂いたのは、「蛋花湯麺」、700円なり。

蛋花、というからには、ふわふわのかき卵が乗っているんだけど、その柔らかさが絶品!
普通のお店のラーメンより、スープ熱め、食材も(炒めたてなので)熱め。
ちょっと生姜の香る中華スープをベースに、山盛りの中華食材が乗っている。
歯ごたえのいいタケノコとか、きちんと戻した干しシイタケ、山芋(?)などが、あとからあとから出てくる。
とにかく、使ってる食材の美味しさが半端ではない。
なんて真面目なんだ、と感動してしまうような味だった。
静岡で時折感じることなんだけど、、、、
すごく頑張っているお店も、軽く流しているお店も、その頑張りが味に反映せず、そのかわりに、「○○ラーメンは○○円ぐらい」という相場があって、みんなそれに従っているという印象がある。
ここも、「しぞーか相場」的には、かき玉ラーメン的値段なんだけど、、、、
ほんとにこんなに安くていいの???
2009年05月28日
炭火の快楽
もう10日ばかり昔の話なのだが、自宅で炭火焼をして遊んだ。
いつもの炭火コンロが登場。

まず、炭を熾す。
ボンベ式のコンロで5,6分、炭を炙り、炭の表面に火をつける。
これが難しくて、今まではほぼ毎回、「もういいかな」と思ったら火のつきようが足りず、焼き物がうまく焼けなかった。
というわけで、この日はかなりゆっくりあぶった。
そしていよいよ、網の上で焼く。
うちはせまいベランダがあるので、そこに子供たちと肩を寄せ合って、いろいろ焼いてはむさぼり食う。
頂いたタケノコは、焼くと最高だった。

結局4,50分目で、一度炭を熾しなおしたが、いろいろ焼けて堪能。
最後に白い灰が残った。
いつもの炭火コンロが登場。

まず、炭を熾す。
ボンベ式のコンロで5,6分、炭を炙り、炭の表面に火をつける。
これが難しくて、今まではほぼ毎回、「もういいかな」と思ったら火のつきようが足りず、焼き物がうまく焼けなかった。
というわけで、この日はかなりゆっくりあぶった。
そしていよいよ、網の上で焼く。
うちはせまいベランダがあるので、そこに子供たちと肩を寄せ合って、いろいろ焼いてはむさぼり食う。
頂いたタケノコは、焼くと最高だった。

結局4,50分目で、一度炭を熾しなおしたが、いろいろ焼けて堪能。
最後に白い灰が残った。

タグ :炭火
2009年05月27日
長谷通りのエレガント
先週、長谷通りを歩いていたら、無人販売店に遭遇した。

へえ、こんな人通りの多いところにも無人販売ってあるんだな。
机の上に袋詰してあって、張り紙がしてある。

この日は、スルガエレガントという夏みかん一品だけ。

200円なり。

みずみずしくてよかった。
ちょっと小ぶりだったので、子どもはひとり一個食べてしまった。

へえ、こんな人通りの多いところにも無人販売ってあるんだな。
机の上に袋詰してあって、張り紙がしてある。

この日は、スルガエレガントという夏みかん一品だけ。

200円なり。

みずみずしくてよかった。
ちょっと小ぶりだったので、子どもはひとり一個食べてしまった。
2009年05月26日
静岡でも
静岡市でも豚インフルエンザの感染者が出たようです。
まあ早いか遅いかの問題だったので、あんまり騒ぎ立てないことです。
私たちにできるのは、変な偏見を持たず、平静に暮らすこと。
そして、あとしばらくして関心が薄れかけても、うがいと手洗いをし続けること。
要するに、くれぐれも必要以上に騒がぬことです。
しぞーかの品格が問われてます。
まあ早いか遅いかの問題だったので、あんまり騒ぎ立てないことです。
私たちにできるのは、変な偏見を持たず、平静に暮らすこと。
そして、あとしばらくして関心が薄れかけても、うがいと手洗いをし続けること。
要するに、くれぐれも必要以上に騒がぬことです。
しぞーかの品格が問われてます。
2009年05月25日
天浜線の旅(その1)
仕事で天浜線に乗った。
2両編成ののんびりした列車。
以前から、駅舎のトイレがミカン型にしたり鰻型にしたりと、生き残りをかけて頑張っている路線だった。
この日は、金指駅で下車。

味のあるベンチ。

駅舎の隣のトイレでは、、、、

鯉が泳いでいた。
維持管理とか大変なんだろうけど、誰か地域の人が頑張っているんだろうな。

そして、線路の隣の建物の前では、なにやら仕事をしている。

伺ってみたら、この近隣では、初盆をすごくきちんと行うということで、その祭壇飾りなのだとか。
そうか、もうそんな季節なんだな。
2両編成ののんびりした列車。
以前から、駅舎のトイレがミカン型にしたり鰻型にしたりと、生き残りをかけて頑張っている路線だった。
この日は、金指駅で下車。

味のあるベンチ。

駅舎の隣のトイレでは、、、、

鯉が泳いでいた。
維持管理とか大変なんだろうけど、誰か地域の人が頑張っているんだろうな。

そして、線路の隣の建物の前では、なにやら仕事をしている。

伺ってみたら、この近隣では、初盆をすごくきちんと行うということで、その祭壇飾りなのだとか。
そうか、もうそんな季節なんだな。
2009年05月24日
蛍の木
昨日、丸子まで蛍を見に行った。
観光スポットではなくて、知り合いが教えてくれた、ただの田んぼの一角だ。
農道に車を止めて、エンジンを切ると、それはもう、強烈なかえるの声。
耳の中で共鳴して、「ウワーン」という響きを感じるほど。

(画像はイメージです。)
15年ぐらい前、バリのウブドゥという町でコテージに泊まったとき、360度から様々なカエルの声が聞こえて、途切れなしに続いていた事を思い出した。
そんなカエルの声のまんなかで、点々と蛍が光る用水を歩いていく。
一匹だけが、ふら~っと漂うのも風情がある。
子どもたちは、見つけた、だの、行っちゃった、だの、カエルの声に負けないほど騒ぎながら歩く。
田んぼの端っこ辺り、近くの小さな木に、たくさんの蛍が止まっていた。
順番に点滅していくので、派手ではないんだけど、ゆっくりと変わっていく。
どこだかの国に、「蛍の木」があると聞いた事がある。
そこでは、ある季節、大きな木一杯にたくさんの蛍が止まり、明滅しているのだという。
どこかなんて、ネットで調べればすぐわかるんだろうけど、あえて放置しようっと。
それと比べれば規模は小さいんだろうけど、蛍の明かりが呼吸するように姿を変えていくのを見るのは壮観だった。
蛍を見た感動って、写真にも動画にもしにくい。
やっぱりその場で体験することのような気がした。
帰りの車でも、一家みんなご機嫌であった。
観光スポットではなくて、知り合いが教えてくれた、ただの田んぼの一角だ。
農道に車を止めて、エンジンを切ると、それはもう、強烈なかえるの声。
耳の中で共鳴して、「ウワーン」という響きを感じるほど。

(画像はイメージです。)
15年ぐらい前、バリのウブドゥという町でコテージに泊まったとき、360度から様々なカエルの声が聞こえて、途切れなしに続いていた事を思い出した。
そんなカエルの声のまんなかで、点々と蛍が光る用水を歩いていく。
一匹だけが、ふら~っと漂うのも風情がある。
子どもたちは、見つけた、だの、行っちゃった、だの、カエルの声に負けないほど騒ぎながら歩く。
田んぼの端っこ辺り、近くの小さな木に、たくさんの蛍が止まっていた。
順番に点滅していくので、派手ではないんだけど、ゆっくりと変わっていく。
どこだかの国に、「蛍の木」があると聞いた事がある。
そこでは、ある季節、大きな木一杯にたくさんの蛍が止まり、明滅しているのだという。
どこかなんて、ネットで調べればすぐわかるんだろうけど、あえて放置しようっと。
それと比べれば規模は小さいんだろうけど、蛍の明かりが呼吸するように姿を変えていくのを見るのは壮観だった。
蛍を見た感動って、写真にも動画にもしにくい。
やっぱりその場で体験することのような気がした。
帰りの車でも、一家みんなご機嫌であった。
2009年05月23日
夢ではない、はず。
ずっと行きたかった店に、先日ようやく行けた。
焼津の居酒屋、『寿屋』。
まず、その店構えに驚く。
風格、というのではないな。懐かしさはあるが威圧感はないのだ。
使い込んで塗りがはげてきたテーブル。煤けたお品書き。セロテープで補修してあるガラスの戸棚。ピールを注文すると、お盆にコップとお手拭きを持ってきて、30センチはあろうという古風な栓抜きで開栓する。次の客がビールを頼めば、また同じお盆を差し出す、その手つき。
多分、物の寿命が来るまで大切に使う、ということを、シンプルに代々(今のご主人は二代目)毎日やり続けると、こういう店構えが生まれるのだろう。
映画で見る昭和30年代の居酒屋そのままなのだが、恐ろしいことに、これはセットではなく、本当に使い込んで今ここにあるのだ。どこから見ても、あまりに隙なく様になっている。
メニューを見て小エビの唐揚げを頼んだら、無し。鯵だったか鯖だったかの酢締めも、なし(笑)。
すかさず隣の常連さんが、「ここは近くで揚がった魚しか使わないから、つまみがホントに何もない事もあるんだよ」と解説。
「遠くて大井川港かな」とご主人。
「これからカツオのヘソを煮るけど、できたら食べる?」
テレビもない、ラジオもない、静かな時間。
柱時計がボーン、と時を打った。
寿屋酒店
焼津市4-5-11
054-628-3705
火曜第3水曜休
1700〜2300
焼津の居酒屋、『寿屋』。
まず、その店構えに驚く。
風格、というのではないな。懐かしさはあるが威圧感はないのだ。
使い込んで塗りがはげてきたテーブル。煤けたお品書き。セロテープで補修してあるガラスの戸棚。ピールを注文すると、お盆にコップとお手拭きを持ってきて、30センチはあろうという古風な栓抜きで開栓する。次の客がビールを頼めば、また同じお盆を差し出す、その手つき。
多分、物の寿命が来るまで大切に使う、ということを、シンプルに代々(今のご主人は二代目)毎日やり続けると、こういう店構えが生まれるのだろう。
映画で見る昭和30年代の居酒屋そのままなのだが、恐ろしいことに、これはセットではなく、本当に使い込んで今ここにあるのだ。どこから見ても、あまりに隙なく様になっている。
メニューを見て小エビの唐揚げを頼んだら、無し。鯵だったか鯖だったかの酢締めも、なし(笑)。
すかさず隣の常連さんが、「ここは近くで揚がった魚しか使わないから、つまみがホントに何もない事もあるんだよ」と解説。
「遠くて大井川港かな」とご主人。
「これからカツオのヘソを煮るけど、できたら食べる?」
テレビもない、ラジオもない、静かな時間。
柱時計がボーン、と時を打った。
寿屋酒店
焼津市4-5-11
054-628-3705
火曜第3水曜休
1700〜2300
2009年05月22日
「しぞーか式。」な葵
ある日。
所用で県庁へ行った。

この建物、、、、、

中のひんやりした空気が好きだなあ。

ついでに、西館の展望台へ。
絶景なり。
ちょっと「しぞーか」をわが手にした気分。
と、
展望台でこんなものを発見した。。。。。。
続きを読む
所用で県庁へ行った。

この建物、、、、、

中のひんやりした空気が好きだなあ。

ついでに、西館の展望台へ。
絶景なり。
ちょっと「しぞーか」をわが手にした気分。
と、
展望台でこんなものを発見した。。。。。。
続きを読む
2009年05月21日
下を向いて走ろう
今朝、そこそこ車通りのある道を、左右を見ずに顔を伏せて駆け抜けるおばさんを目撃した。
危ないよ!
でも、その気持ちは、分からなくはない。
彼女にとって、見えない車は存在しない。だから、見なければ危なくないのだ(!)
渡る前は気の済むまで左右が確認できる。でも、渡り始めたら、いろいろ目に入るとかえって判断を迷うし、道の真ん中で車を見つけてパニックになって、立ち止まりでもしたら危ない(!!!)
だから、車はいないことにしてその先の判断は車の運転手に任せる。
でもさあ。
道ではやらないけど、私もよく下向いたまま走っちゃうんだよな。
仕事では。
危ないよ!
でも、その気持ちは、分からなくはない。
彼女にとって、見えない車は存在しない。だから、見なければ危なくないのだ(!)
渡る前は気の済むまで左右が確認できる。でも、渡り始めたら、いろいろ目に入るとかえって判断を迷うし、道の真ん中で車を見つけてパニックになって、立ち止まりでもしたら危ない(!!!)
だから、車はいないことにしてその先の判断は車の運転手に任せる。
でもさあ。
道ではやらないけど、私もよく下向いたまま走っちゃうんだよな。
仕事では。
2009年05月20日
三島でポーター
昨日からカバンつながりで。
三島駅前から歩いて5,6分のところに、吉田カバンの正規取り扱い店、『モリカワカバン』がある。
このお店、昔から吉田をたくさん置いているので、なんだろう、と思っていた。
先日行ってみたら、お店の3分の2が吉田のカバンという、ちょっと大変な事になっていた。
定番から冒険ラインまで、一通りは揃っている。
もしかしたら、三島の人はものすごく幸せなのかもしれない。
通販してくれるかは聞いていないけど、、、、、。
とりあえず、近くに行く機会があれば、見るべし、なお店であることは確か。
『モリカワカバン』
静岡県三島市芝本町6-1
055-975-2263
三島駅前から歩いて5,6分のところに、吉田カバンの正規取り扱い店、『モリカワカバン』がある。
このお店、昔から吉田をたくさん置いているので、なんだろう、と思っていた。
先日行ってみたら、お店の3分の2が吉田のカバンという、ちょっと大変な事になっていた。
定番から冒険ラインまで、一通りは揃っている。
もしかしたら、三島の人はものすごく幸せなのかもしれない。
通販してくれるかは聞いていないけど、、、、、。
とりあえず、近くに行く機会があれば、見るべし、なお店であることは確か。
『モリカワカバン』
静岡県三島市芝本町6-1
055-975-2263
2009年05月19日
フライタ-グ\32,000也
フライターグというカバンメーカーがある。
ボディーはトラックの幌の再利用、ストラップはシートベルトの再利用。
と、エコなバッグであることもさることながら、材料となる幌にもともとペイントされていた巨大なロゴや文字の一部分をデザインに取り入れることで、超派手なものからシックなものまで、全て「一点もの」であることが人気のバッグだ。(とはいえ一時のブームは過ぎたかも。)
そのカバンの製作者の講演会や、実際にカバン作りを体験するワークショップが、今月30日にCCCである。自分で幌から任意のデザインを切り出せるのが売りで、これは楽しそう!土産は自分デザインのバッグだ!!
なのだが、参加費は3万2千円という強気な設定。
私自身はこの日は仕事。参加するか悩む事もなく、お財布的には助かったな。
ボディーはトラックの幌の再利用、ストラップはシートベルトの再利用。
と、エコなバッグであることもさることながら、材料となる幌にもともとペイントされていた巨大なロゴや文字の一部分をデザインに取り入れることで、超派手なものからシックなものまで、全て「一点もの」であることが人気のバッグだ。(とはいえ一時のブームは過ぎたかも。)
そのカバンの製作者の講演会や、実際にカバン作りを体験するワークショップが、今月30日にCCCである。自分で幌から任意のデザインを切り出せるのが売りで、これは楽しそう!土産は自分デザインのバッグだ!!
なのだが、参加費は3万2千円という強気な設定。
私自身はこの日は仕事。参加するか悩む事もなく、お財布的には助かったな。
2009年05月18日
パン屋さんの魔法
静岡市清水区のパン屋さん。

これは菓子パン。
甘さ控えめで香りがいい。これも美味しい。
パンは、この袋に包んでくれる。
静岡出身の染色家、望月通陽さんのデザインだ。

望月さんは、静岡市の喫茶店『OAK』とか、呉服町の『一点逸品』キャンペーンとか、地元でも活躍しているが、谷川賢作さん、つのだたかしさんなど
CDジャケットや、本の装丁などで活躍しているので、こっちの方が有名だろうか??
袋のウラも、こんな感じ。

実は、こちらのご主人が自分でも版画をやっていて(静岡の版画同人誌『青帝』のメンバー)、
筋金入りのアート好きなのだ。
お店には他にもお気に入りの作家の作品が飾ってある。
「みんな有名になる前に買ったんで、安く手に入ったものばっかり」とご主人。
加納光於の抽象版画まであって、守備範囲が広い。
でも、ギンギラギンにではなくて、あくまで地味~に。
その趣味のよさ。
そして、帰宅。
紙袋をあけると、ホカホカのフランスパンが、、、、
香ばしい香りに、またまた幸福感。
もちもち系で、皮にも粘りがある独特の食感のパンだ。

やっぱり、ご夫婦の人柄がパンに出るのだろうか。
もしかしたら、気まぐれな酵母相手に毎日仕事をしていると、待つことが上手になって、人間も熟成するのかもしれない。
ゆるりと、ご夫婦と話しながら買い物する時間も、これまた至福なのだ。
ル・コンプレ(le complet)
静岡市草薙2-3-34
0543-47-3770 7:00~19:00 月休
草薙駅から歩いて5分ほど。

これは菓子パン。
甘さ控えめで香りがいい。これも美味しい。
パンは、この袋に包んでくれる。
静岡出身の染色家、望月通陽さんのデザインだ。

望月さんは、静岡市の喫茶店『OAK』とか、呉服町の『一点逸品』キャンペーンとか、地元でも活躍しているが、谷川賢作さん、つのだたかしさんなど
CDジャケットや、本の装丁などで活躍しているので、こっちの方が有名だろうか??
袋のウラも、こんな感じ。

実は、こちらのご主人が自分でも版画をやっていて(静岡の版画同人誌『青帝』のメンバー)、
筋金入りのアート好きなのだ。
お店には他にもお気に入りの作家の作品が飾ってある。
「みんな有名になる前に買ったんで、安く手に入ったものばっかり」とご主人。
加納光於の抽象版画まであって、守備範囲が広い。
でも、ギンギラギンにではなくて、あくまで地味~に。
その趣味のよさ。
そして、帰宅。
紙袋をあけると、ホカホカのフランスパンが、、、、
香ばしい香りに、またまた幸福感。
もちもち系で、皮にも粘りがある独特の食感のパンだ。

やっぱり、ご夫婦の人柄がパンに出るのだろうか。
もしかしたら、気まぐれな酵母相手に毎日仕事をしていると、待つことが上手になって、人間も熟成するのかもしれない。
ゆるりと、ご夫婦と話しながら買い物する時間も、これまた至福なのだ。
ル・コンプレ(le complet)
静岡市草薙2-3-34
0543-47-3770 7:00~19:00 月休
草薙駅から歩いて5分ほど。
2009年05月17日
トリをめぐる冒険
昨日は、清水のスノドカフェで、「鳥 The Bird at スノドカフェ」というイベントがあったので遊びに行ってきた。
内容は、
(以下パンフレットより引用)
---
第1部:ヒッチコック「鳥」に関するディスカッション
第2部:自主映画「小鳥たち」上映
第3部:鳥料理を食べながらの夜会
その他、鳥に関する展示、多数あり。
鳥好き、鳥マニアはもちろんのこと、そうでない方もお気軽にご参加ください。
当日は、「自慢の鳥グッズ」を持ってきてください。みんなに見せびらかしましょう〜。笑
---
(引用おわり)
宿題は、ヒッチコックの『鳥』を見てくること。
ということで、うーん、とにかく鳥を巡るイベントであることは確かである。

会場には、今回のメインテーマ(?)「ヒッチコックは『鳥』を通して何を描きたかったのか」、がイラスト付きで展示されていた。
気合入ってます。
ん? 部屋の隅には?

カラスが!

みんなを見つめていた!!

続きを読む
内容は、
(以下パンフレットより引用)
---
第1部:ヒッチコック「鳥」に関するディスカッション
第2部:自主映画「小鳥たち」上映
第3部:鳥料理を食べながらの夜会
その他、鳥に関する展示、多数あり。
鳥好き、鳥マニアはもちろんのこと、そうでない方もお気軽にご参加ください。
当日は、「自慢の鳥グッズ」を持ってきてください。みんなに見せびらかしましょう〜。笑
---
(引用おわり)
宿題は、ヒッチコックの『鳥』を見てくること。
ということで、うーん、とにかく鳥を巡るイベントであることは確かである。

会場には、今回のメインテーマ(?)「ヒッチコックは『鳥』を通して何を描きたかったのか」、がイラスト付きで展示されていた。
気合入ってます。
ん? 部屋の隅には?

カラスが!

みんなを見つめていた!!

続きを読む
2009年05月16日
豊かさ
先日、電車に乗っていたらちょっと足を引きずりながらおばあさんが入って来た。
そして、ちょんちょん、と私の肩をつついて、「ちょっと詰めてくれない」、と言った。
向かいには広く開いているところもあったし、私と隣の人がギュッと詰めても狭くしか開かないし……
いや、何て言っても言い訳だな。
まあとにかく、私が詰めるだけではおばあさんが座れる場所はできないな、と思い、席を立った。
で、そのまま無言でドア脇に立って、本を読む。
立つときに一応は会釈したけど、きっとおばあさんには無愛想に見えたろうな。
・・・・
という気まずい感じがあって、でも、今更こっちから、「いやいや、私はべつに怒って席を立ったわけではなくてですねえ、、、」と言い訳するのも時既に遅しという、諦めムード。
そのまま、私はドア脇にずーっと立って、新静岡に着いた。
そうしたら、電車を降り際にまたおばあさんが「さっきは悪かったねえ」と話しかけてくれた!
私はほっとして、「いいえ、こっちこそ気付かなくてすみませんでしたね」、と答えた。
このおばあさんみたいに、気構えず、ノンシャランに話しかけてくれる感じがいかにも静岡。
きっと、おばあさん、乗車中ずっと、「悪いこと言っちゃったかな」と、思っていたに違いない。
でも、こうやってきちんと声を掛けられるというのは、気持ちが豊かなんだろうな。
このおばあさんみたいに、無防備に相手と向き合えるようになりたい。
いつかは。
そして、ちょんちょん、と私の肩をつついて、「ちょっと詰めてくれない」、と言った。
向かいには広く開いているところもあったし、私と隣の人がギュッと詰めても狭くしか開かないし……
いや、何て言っても言い訳だな。
まあとにかく、私が詰めるだけではおばあさんが座れる場所はできないな、と思い、席を立った。
で、そのまま無言でドア脇に立って、本を読む。
立つときに一応は会釈したけど、きっとおばあさんには無愛想に見えたろうな。
・・・・
という気まずい感じがあって、でも、今更こっちから、「いやいや、私はべつに怒って席を立ったわけではなくてですねえ、、、」と言い訳するのも時既に遅しという、諦めムード。
そのまま、私はドア脇にずーっと立って、新静岡に着いた。
そうしたら、電車を降り際にまたおばあさんが「さっきは悪かったねえ」と話しかけてくれた!
私はほっとして、「いいえ、こっちこそ気付かなくてすみませんでしたね」、と答えた。
このおばあさんみたいに、気構えず、ノンシャランに話しかけてくれる感じがいかにも静岡。
きっと、おばあさん、乗車中ずっと、「悪いこと言っちゃったかな」と、思っていたに違いない。
でも、こうやってきちんと声を掛けられるというのは、気持ちが豊かなんだろうな。
このおばあさんみたいに、無防備に相手と向き合えるようになりたい。
いつかは。
タグ :静鉄
2009年05月15日
お茶づくり
もう先週のことだけど、、、、、
週末、妻の知り合いのお茶農家へ遊びに行った。
とりあえず一番茶が一段落して、ほっとしたというところだそうで。
お疲れさまでした。

(最近よく山道をドライブする事があるのだが、ほんとにどこでも第二東名が見える。)
この日は、簡単なお茶作りをして遊ぼうということで、何家族かが集まった。
まずは、お茶の葉っぱを手摘みする。
青い香りが広がって、プチ、プチ、と取る。


子ども達には、お茶は「二葉一芯」(葉っぱ2枚と芯1つ)、と言ってはあるが、お構いなし。

見ると、ものすごく硬い枝まで入っている。
これでお茶をつくるんだけどなあ、と、後の作業が心配になりつつ、とりあえずお茶摘み終了!

続いて、庭先に出したホットプレートでお茶の葉を炒る。
ところが、生の葉っぱは、満遍なく加熱するのがすごく難しかった。
炒めているうちに、すぐ半焦げになったり、カリカリに乾燥したり。
まあ、これだけの分量なので、だめになっちゃったのは手で捨てていく。

火が通ったら、今度はもむ作業。
もむことで、葉っぱの細胞を壊して、あとでお湯を注いだときにお茶の成分が出やすくなるという。
少しもんでいると、お茶の水分がじわーっと出てくる。
そうしたら、湿った葉っぱをまた炒って、そしてまた揉んで。
3回ぐらい繰り返した。

なんだか、お茶になってきた!
およそ1時間後、乾燥させて、完成。
早速淹れてみよう!

・・・・・・・・わくわく。

できた!
青い新茶の香りがした。
ちょっと加熱しすぎたのか、若干ほうじ茶系の香りもするけど、、、、。
でも、旨みもしっかり、渋みもそこそこあって、おいしいお茶に仕上がった。

この日は、同じお茶(べにふうき)で作った紅茶も頂いた。
お茶を摘んだ後、1日放置してから同じように作ると、色も香りも全然違うものになる。
なんでも、お茶の葉の中には酵素が含まれていて、生の状態だとどんどん発酵が進む。
だから、緑茶は積んだあとすぐに加熱し、酵素を止めるので生の葉の味わいが残る。一方、紅茶は、生の葉っぱのまま保存している間に葉っぱの中の発酵が進んで、紅茶になるのだという。
この発酵の度合いが、緑茶と紅茶の中間ぐらいなのがウーロン茶なのだそうだ。

子どもそっちのけで大人が盛り上がった一日だった。

下の男の子は、待っている間に喧嘩していた。
まあ、子どもは子どもでいろいろあるんだ。

週末、妻の知り合いのお茶農家へ遊びに行った。
とりあえず一番茶が一段落して、ほっとしたというところだそうで。
お疲れさまでした。

(最近よく山道をドライブする事があるのだが、ほんとにどこでも第二東名が見える。)
この日は、簡単なお茶作りをして遊ぼうということで、何家族かが集まった。
まずは、お茶の葉っぱを手摘みする。
青い香りが広がって、プチ、プチ、と取る。


子ども達には、お茶は「二葉一芯」(葉っぱ2枚と芯1つ)、と言ってはあるが、お構いなし。

見ると、ものすごく硬い枝まで入っている。
これでお茶をつくるんだけどなあ、と、後の作業が心配になりつつ、とりあえずお茶摘み終了!

続いて、庭先に出したホットプレートでお茶の葉を炒る。
ところが、生の葉っぱは、満遍なく加熱するのがすごく難しかった。
炒めているうちに、すぐ半焦げになったり、カリカリに乾燥したり。
まあ、これだけの分量なので、だめになっちゃったのは手で捨てていく。

火が通ったら、今度はもむ作業。
もむことで、葉っぱの細胞を壊して、あとでお湯を注いだときにお茶の成分が出やすくなるという。
少しもんでいると、お茶の水分がじわーっと出てくる。
そうしたら、湿った葉っぱをまた炒って、そしてまた揉んで。
3回ぐらい繰り返した。

なんだか、お茶になってきた!
およそ1時間後、乾燥させて、完成。
早速淹れてみよう!

・・・・・・・・わくわく。

できた!
青い新茶の香りがした。
ちょっと加熱しすぎたのか、若干ほうじ茶系の香りもするけど、、、、。
でも、旨みもしっかり、渋みもそこそこあって、おいしいお茶に仕上がった。

この日は、同じお茶(べにふうき)で作った紅茶も頂いた。
お茶を摘んだ後、1日放置してから同じように作ると、色も香りも全然違うものになる。
なんでも、お茶の葉の中には酵素が含まれていて、生の状態だとどんどん発酵が進む。
だから、緑茶は積んだあとすぐに加熱し、酵素を止めるので生の葉の味わいが残る。一方、紅茶は、生の葉っぱのまま保存している間に葉っぱの中の発酵が進んで、紅茶になるのだという。
この発酵の度合いが、緑茶と紅茶の中間ぐらいなのがウーロン茶なのだそうだ。

子どもそっちのけで大人が盛り上がった一日だった。

下の男の子は、待っている間に喧嘩していた。
まあ、子どもは子どもでいろいろあるんだ。

2009年05月14日
カメの逃亡について
暖かくなってくると、毎週やらなければいけないことがある。
それは、カメの水槽掃除。
もともとは、確か娘の友達が引っ越すとかで、2匹を一時預かることにしたんだった。
その友人もまだ静岡にいるはずなのだが、もう2年以上も経つ。
こうなってくると、「預かっている」、から、「飼っている」へ、ビミョーに移行している気がする。
最初は3センチぐらいだったと思うが、今では20センチほどに成長。

掃除のためにバケツに入れているところなのだが、実はこのバケツの底にもう一匹の相棒がいる。
この相棒、ちょっと体が小さい。
そして、コイツと比べると意気地がなくて、こういう場面ではいつも踏みつけにされている。
あっ!

親友を踏み台にして逃げた!
この日はすぐに捕まった。
でも、昔、たぶんまだ5センチぐらいの頃、どこを探してもいなくて、途方に暮れたことがあった。
ちょうどいい水場なんて周りにないので、餓えて死んじゃう、と必死で探したのだが、みつからない。
そうしたら、その次の日、妻がうちの庭で発見。
庭木の根っこ近くの小さなクボミに、お尻から一生懸命入ろうとしていたが、体の半分以上は丸見えだったらしい。
お尻かくして頭隠さず。
それは、カメの水槽掃除。
もともとは、確か娘の友達が引っ越すとかで、2匹を一時預かることにしたんだった。
その友人もまだ静岡にいるはずなのだが、もう2年以上も経つ。
こうなってくると、「預かっている」、から、「飼っている」へ、ビミョーに移行している気がする。
最初は3センチぐらいだったと思うが、今では20センチほどに成長。

掃除のためにバケツに入れているところなのだが、実はこのバケツの底にもう一匹の相棒がいる。
この相棒、ちょっと体が小さい。
そして、コイツと比べると意気地がなくて、こういう場面ではいつも踏みつけにされている。
あっ!

親友を踏み台にして逃げた!
この日はすぐに捕まった。
でも、昔、たぶんまだ5センチぐらいの頃、どこを探してもいなくて、途方に暮れたことがあった。
ちょうどいい水場なんて周りにないので、餓えて死んじゃう、と必死で探したのだが、みつからない。
そうしたら、その次の日、妻がうちの庭で発見。
庭木の根っこ近くの小さなクボミに、お尻から一生懸命入ろうとしていたが、体の半分以上は丸見えだったらしい。
お尻かくして頭隠さず。
2009年05月12日
裏呉服町のスローなカフェ
伊勢丹の裏、コム・デ・ギャルソンとアニエスbの間を入っていくと、右手に喫茶店がある。

オーク。
市内に住んでいる人にとっては、定番中の定番のお店だと思う。
すごくスタイルがあるお店なのに、おしつけがましくないので、敷居はとても低い。
いつ来ても、同じようにゆっくりした時間が流れている。
毎日2種類ある日替わりカレー(サラダと飲み物付きで1100円)が有名。
26種類のレパートリーの中から出されるので、毎回いろんな味に挑戦するのも楽しみだ。
だいたい制覇したと思うけど、毎回外れ無しにおいしい。
しかし、ここの味、何風のカレーと言えばいいのかな、、、、、悩む。
インド風と言えば言えるのかもしれないが、油でギトギトする感じはないし、過剰に辛すぎることもなくて、そういう意味では、日本人向けに食べやすくアレンジされている部分もある。
でも、ターメリックライスといい、スパイスの感じといい、とても本格的。
もと貿易会社に勤めていたマスターが、インドのレシピなどを参考に独自に作り上げた味なのだそうだが、、、、、やっぱり、オーク風、としか言いようがないなあ。
私の好きなのは、プラウンマサラ(エビのトマトカレー)と、なすトマトのキーマカレー。
ともにかなり酸味が強いのだが、それがまたおいしい。
(といいつつ、今日はカレーの写真なし。スミマセン)
最近カウンターの上にいる木彫。

↑
彼は秋ヘミングウエイ。
(撮影のため、ちょっとレモンの隣に来てもらった。)
実は、春夏秋冬のヘミングウエイがいる。

↑
左より、夏ヘミングウエイ、冬ヘミングウエイ、春ヘミングウエイのお三方。
この日初めて知ったのだが、こうした木彫は、東京に住む、マスターの奥さんのお兄さんが作ってくれたものらしい。
マスターが電話でイメージを伝えると(「擦り切れたジーンズに横ボーダーのシャツ」、とか)、その注文を取り入れつつ作ってくれるのだという。
そして、出来上がると一体一体、送られてくるのだとか。
これは楽しそう。
届くのを待っている間も、わくわくするんだろうな。
お店に飾られている鳥の彫刻や、飾りの看板も、お兄さんが彫ったり描いたりしたものなのだそうだ。
(話を聞くまでは、アメリカの骨董品だとばかり思っていた。)
お兄さんの本業は、コマーシャル業界では有名なプロデューサーらしいのだが。
冒頭に上げたオークの看板も、この方の作品。
さて、今までの話とは全然関係ないのだが、お店で、もう一つ、気付いたことがある。

ドーナッツの隣に、静岡銘菓「8の字」が、かわいくディスプレイされている。。。。。。
このOAKの雰囲気、なんといえばいいんだろう。
マスターも奥さんも、ゆっくり慈しむ事がほんとに上手い人なのだ。
それが物であれ、音楽であれ。

もうOAKとのおつきあいは結構になるのだが、いくら通っても知らないことはまだまだあるんだな、と思わせる、ゆったりした平日の午後だった。
珈琲とカリーの店 Oak
静岡市葵区両替町1-5-7チサンマンション1F
電話054-254-8723
平日 09:00~20:00
日祝 10:00~20:00 水休

オーク。
市内に住んでいる人にとっては、定番中の定番のお店だと思う。
すごくスタイルがあるお店なのに、おしつけがましくないので、敷居はとても低い。
いつ来ても、同じようにゆっくりした時間が流れている。
毎日2種類ある日替わりカレー(サラダと飲み物付きで1100円)が有名。
26種類のレパートリーの中から出されるので、毎回いろんな味に挑戦するのも楽しみだ。
だいたい制覇したと思うけど、毎回外れ無しにおいしい。
しかし、ここの味、何風のカレーと言えばいいのかな、、、、、悩む。
インド風と言えば言えるのかもしれないが、油でギトギトする感じはないし、過剰に辛すぎることもなくて、そういう意味では、日本人向けに食べやすくアレンジされている部分もある。
でも、ターメリックライスといい、スパイスの感じといい、とても本格的。
もと貿易会社に勤めていたマスターが、インドのレシピなどを参考に独自に作り上げた味なのだそうだが、、、、、やっぱり、オーク風、としか言いようがないなあ。
私の好きなのは、プラウンマサラ(エビのトマトカレー)と、なすトマトのキーマカレー。
ともにかなり酸味が強いのだが、それがまたおいしい。
(といいつつ、今日はカレーの写真なし。スミマセン)
最近カウンターの上にいる木彫。

↑
彼は秋ヘミングウエイ。
(撮影のため、ちょっとレモンの隣に来てもらった。)
実は、春夏秋冬のヘミングウエイがいる。

↑
左より、夏ヘミングウエイ、冬ヘミングウエイ、春ヘミングウエイのお三方。
この日初めて知ったのだが、こうした木彫は、東京に住む、マスターの奥さんのお兄さんが作ってくれたものらしい。
マスターが電話でイメージを伝えると(「擦り切れたジーンズに横ボーダーのシャツ」、とか)、その注文を取り入れつつ作ってくれるのだという。
そして、出来上がると一体一体、送られてくるのだとか。
これは楽しそう。
届くのを待っている間も、わくわくするんだろうな。
お店に飾られている鳥の彫刻や、飾りの看板も、お兄さんが彫ったり描いたりしたものなのだそうだ。
(話を聞くまでは、アメリカの骨董品だとばかり思っていた。)
お兄さんの本業は、コマーシャル業界では有名なプロデューサーらしいのだが。
冒頭に上げたオークの看板も、この方の作品。
さて、今までの話とは全然関係ないのだが、お店で、もう一つ、気付いたことがある。

ドーナッツの隣に、静岡銘菓「8の字」が、かわいくディスプレイされている。。。。。。
このOAKの雰囲気、なんといえばいいんだろう。
マスターも奥さんも、ゆっくり慈しむ事がほんとに上手い人なのだ。
それが物であれ、音楽であれ。

もうOAKとのおつきあいは結構になるのだが、いくら通っても知らないことはまだまだあるんだな、と思わせる、ゆったりした平日の午後だった。
珈琲とカリーの店 Oak
静岡市葵区両替町1-5-7チサンマンション1F
電話054-254-8723
平日 09:00~20:00
日祝 10:00~20:00 水休