2013年04月14日
眠る犬と、船と、路上のごはん。
バンコクって、水の町だっていうことをこの旅で初めて知りました。
というわけで、川や運河を使って移動するのも楽しそうということで、どこへ行きたいというよりは、船に乗りたいという動機で、船着き場に行ってみました。

これは、サートーン船着き場に行く前に立ち寄った、中国風のお寺です。

漢字がいたるところに使われています。寺守みたいなおじいちゃんがいて、「どんどん写真を撮っていいよ」と言ってくれました。

たぶん、中国系の人たちの先祖が作ったんでしょうね。
船着き場に近いので、貿易とか、海運運送をした人たちで、だから資金も豊富にあったのかもしれません。

船着き場近くの道には犬が寝ていました。
この日も暑いので、こうして冷たいコンクリートの上にいるのが一番涼しいのでしょう。

これが船着き場。

出航です。

地元の人も多いですが、結構観光客も乗っています。

水はお世辞にもきれいとは言えませんが、こうしたお金がたっぷりかかったホテルから、、、、

こんな古い建物まで。

川から見るバンコク、興奮しました。
とりあえずの目的地、カオサン通りに向かいます。

路上の屋台です。

こんな感じに、様々なおかずがあって、それをいくつか指差せばOKです。

ハーブたっぷりの肉炒めと、同じくカレー味の肉炒め。
色合いがイマイチなとこは失敗ですが、おいしいです。

これは別の屋台です。
透明できれいな春雨。
量が軽いので、屋台のハシゴをしてみましたが楽勝です。

船から降りたら、今度は街歩きですよ!
というわけで次回に続きます。
というわけで、川や運河を使って移動するのも楽しそうということで、どこへ行きたいというよりは、船に乗りたいという動機で、船着き場に行ってみました。
これは、サートーン船着き場に行く前に立ち寄った、中国風のお寺です。
漢字がいたるところに使われています。寺守みたいなおじいちゃんがいて、「どんどん写真を撮っていいよ」と言ってくれました。
たぶん、中国系の人たちの先祖が作ったんでしょうね。
船着き場に近いので、貿易とか、海運運送をした人たちで、だから資金も豊富にあったのかもしれません。
船着き場近くの道には犬が寝ていました。
この日も暑いので、こうして冷たいコンクリートの上にいるのが一番涼しいのでしょう。
これが船着き場。
出航です。
地元の人も多いですが、結構観光客も乗っています。
水はお世辞にもきれいとは言えませんが、こうしたお金がたっぷりかかったホテルから、、、、
こんな古い建物まで。
川から見るバンコク、興奮しました。
とりあえずの目的地、カオサン通りに向かいます。
路上の屋台です。
こんな感じに、様々なおかずがあって、それをいくつか指差せばOKです。
ハーブたっぷりの肉炒めと、同じくカレー味の肉炒め。
色合いがイマイチなとこは失敗ですが、おいしいです。
これは別の屋台です。
透明できれいな春雨。
量が軽いので、屋台のハシゴをしてみましたが楽勝です。
船から降りたら、今度は街歩きですよ!
というわけで次回に続きます。
2013年04月06日
公園で朝ごはん
タイ初日は早朝からかなり動き回りました。
動きを復習してみましょう。
5時前には空港につき、電車で移動。
タイのマクドナルド。
エラワンの祠で旅の安全祈願。
食堂初体験でカオマンガイを食べ、
モダン建築の映画館「スカラ座」で休息、
迷いつつホテルにチェックインして、
バスでちょっと迷って市場に立ち寄ったりしつつ、
スーパーマーケット「ロータス」と「ビッグC」で日用品のお買いもの。
ホテルに戻って、
そばの食堂に行って、ビールと料理で400バーツ。
これでごろん。
メモを見ると、「タイでやりたいことリスト」を書きかけて寝ていますね。で、たぶん、夜9時前には寝てたと思います。
ちなみに、やりたいことリストは、、、、
-------------------------------------------------------
アンパワの水上マーケット。蛍ツアーも。
マッサージ。
料理教室
寺、ワットマハタートの瞑想教室
ピーターコンFES 泊まりと交通確認。
----------------------------------------------------
でした。
というわけで、早々に眠りについたタイ初日。
続くタイ2日目は、やたら早く目が覚めてしまいました。
目が覚めたのは朝5時半。ちょっとうだうだして、どこに行こうか迷った後、宿からほど近いルンビニ公園に行こうと思い立ちました。

タイの人って、本当に運動が好きらしく、こうした運動具が集まった一角では、早くから老若男女が運動をしています。

ルンビニ公園はとても広くて整備されたところなのですが、そこをランニングしている人もすごく多い。
ビジネスマンなのかな、とにかくびしっとスポーツウエアを着て走っているひとが多いです。
太極拳をしているチームも2つ3つ見ました。

そんな公園の一角に、10軒ほどの屋台が広場をぐるっと囲んでいる場所がありました。
お店は、、、、

タイ語と中国語で表示されているお店もあります。
よくわからないのですが、魚の浮き袋の料理なのかな??

ここで、とりあえずスープっぽい一皿を。モツたっぷりで栄養が付きそうなスープです。
もちろん、パクチーたっぷり、八角の香りが効いていました。
お店の人も中華系っぽかったです。

鳥の足が入ってますね。となりの女の子がおいしそうに食べていたので、私もしゃぶりました。ちょっと軟骨がこりこりするけど、コラーゲンたっぷりな感じ。
となりのは、血入りのゼリーみたいなもの?屋台でよく見る食材です。臭みはまったくありません。
それで、

こんどは、スイーツ。

さらにスイーツ。
どれだけ食べるんだよ、という話ですが、、、、、

甘い葛のような甘くてとろっとしたスープの中に、ぎんなんが沈んでいます。
おいしい!
んだけど、さすがにこれは腹いっぱいすぎ。

でも性懲りなく、同じ並びのフルーツショップに。

20バーツで、適当に、と言ったらこんな感じ。

奥の果物はランブータン?手前は、なんだっけなあ。
とにかく、見たことのない果物ばかりです。
そして、本当に新鮮でおいしいです。
えーと、一応念を押しておきますが、これまだ早朝だし、朝ごはんですからね(笑)

ホテルに戻る途中にも、気になる屋台街を発見。こちらは、中華の香りはまったくなし。


これ、今思うと「ガイヤーン」という鳥の炭火焼などなど。
あー、食べておけばよかったなあ。
いったんホテルに戻ったら、こんどは「水の都市バンコク」を体験しに、船に乗るという、、、、、、

このあとの話は次回です。
今思えば、明らかにイベント多すぎなんですけど、旅先でハイになってますからね。。。。。
動きを復習してみましょう。
5時前には空港につき、電車で移動。
タイのマクドナルド。
エラワンの祠で旅の安全祈願。
食堂初体験でカオマンガイを食べ、
モダン建築の映画館「スカラ座」で休息、
迷いつつホテルにチェックインして、
バスでちょっと迷って市場に立ち寄ったりしつつ、
スーパーマーケット「ロータス」と「ビッグC」で日用品のお買いもの。
ホテルに戻って、
そばの食堂に行って、ビールと料理で400バーツ。
これでごろん。
メモを見ると、「タイでやりたいことリスト」を書きかけて寝ていますね。で、たぶん、夜9時前には寝てたと思います。
ちなみに、やりたいことリストは、、、、
-------------------------------------------------------
アンパワの水上マーケット。蛍ツアーも。
マッサージ。
料理教室
寺、ワットマハタートの瞑想教室
ピーターコンFES 泊まりと交通確認。
----------------------------------------------------
でした。
というわけで、早々に眠りについたタイ初日。
続くタイ2日目は、やたら早く目が覚めてしまいました。
目が覚めたのは朝5時半。ちょっとうだうだして、どこに行こうか迷った後、宿からほど近いルンビニ公園に行こうと思い立ちました。
タイの人って、本当に運動が好きらしく、こうした運動具が集まった一角では、早くから老若男女が運動をしています。
ルンビニ公園はとても広くて整備されたところなのですが、そこをランニングしている人もすごく多い。
ビジネスマンなのかな、とにかくびしっとスポーツウエアを着て走っているひとが多いです。
太極拳をしているチームも2つ3つ見ました。
そんな公園の一角に、10軒ほどの屋台が広場をぐるっと囲んでいる場所がありました。
お店は、、、、
タイ語と中国語で表示されているお店もあります。
よくわからないのですが、魚の浮き袋の料理なのかな??
ここで、とりあえずスープっぽい一皿を。モツたっぷりで栄養が付きそうなスープです。
もちろん、パクチーたっぷり、八角の香りが効いていました。
お店の人も中華系っぽかったです。
鳥の足が入ってますね。となりの女の子がおいしそうに食べていたので、私もしゃぶりました。ちょっと軟骨がこりこりするけど、コラーゲンたっぷりな感じ。
となりのは、血入りのゼリーみたいなもの?屋台でよく見る食材です。臭みはまったくありません。
それで、
こんどは、スイーツ。
さらにスイーツ。
どれだけ食べるんだよ、という話ですが、、、、、
甘い葛のような甘くてとろっとしたスープの中に、ぎんなんが沈んでいます。
おいしい!
んだけど、さすがにこれは腹いっぱいすぎ。
でも性懲りなく、同じ並びのフルーツショップに。
20バーツで、適当に、と言ったらこんな感じ。
奥の果物はランブータン?手前は、なんだっけなあ。
とにかく、見たことのない果物ばかりです。
そして、本当に新鮮でおいしいです。
えーと、一応念を押しておきますが、これまだ早朝だし、朝ごはんですからね(笑)
ホテルに戻る途中にも、気になる屋台街を発見。こちらは、中華の香りはまったくなし。
これ、今思うと「ガイヤーン」という鳥の炭火焼などなど。
あー、食べておけばよかったなあ。
いったんホテルに戻ったら、こんどは「水の都市バンコク」を体験しに、船に乗るという、、、、、、
このあとの話は次回です。
今思えば、明らかにイベント多すぎなんですけど、旅先でハイになってますからね。。。。。
2013年04月05日
迷宮に。
宿の屋上です。安宿といえど宿は3階建て。
おばちゃんによると、寂しくなったらこの屋上に来れば、ほかの旅行者と仲良くなれるよ、とのこと。日本人も一人いるから、、、とのこと。
寂しかったら日本人じゃなくても別にかまわないし、その前に別に寂しくないんだけど、、、とは思ったのですが、「寂しくなったらね」と、おばちゃんがあんまりいうので、にっこりしておきました。
ちなみに、私の荷物は写真に写っているリュック1つです。
部屋に入ったとたんに激しい雨。
そう、6月のバンコクは雨季なので、夕方4時前後は激しいスコールが降るのです。
雨の間に、おばちゃんに、買い物をしたいんだけどいいお店ある?と聞くと、地図を書いて教えてくれました。
なんでも大きなショッピングモールがあるのだとか。
というわけで、初日からバスに乗ってみることにしました。
バス停はすぐわかったのですが、バスに乗ってみて、気づいたことがあります。
「しまった、いくらなんだっけ?」
バスに乗っている、大学生らしき若者に聞いてみるのですが、どうも英語が通じない感じ。
お金、と言っても、首を横に振るだけで、お金は要らない、と言っているようだけど、、、、
バスがただなんてあるのかな???
まあ、込み入ったことを英語で話されても困るよね、とは思いつつも、10分ほどで目的地に着くとおばちゃんに聞いていたので、ちょっと焦っていると、、さらに、、、、
おばちゃんが書いてくれた地図だとバスは直進するはずなのに、大きく右に曲がってまっすぐ進んでる!
もういいや、あとは歩こう、と思って、降りようとして、でも、お金払ってないじゃん、、、、、、
どさくさで、バスは降りてしまいました。
さてどうしようか。
見ると、市場みたいな場所があるし、この市場を通ってもスーパーの方向に行けるから、歩いてみようかな。。
こんな感じの、掘立小屋が立ち並ぶ一角に行ってみました。
フルーツ、20バーツ。
こんな陳列、日本では見たことないなあ。
おや、君は、、、、、
どうも、どうも。
迷宮を抜けても、まだ市場は続きます。市場のごみを拾い集めているおじさんです。
村上春樹の『1973年のピンボール』に出てきた双子は、208と209という名前だったな、なんて思いつつ、迷宮感は深まっていきます。
そして、たどりついたのは、広すぎて迷宮のようなショッピングモール。
ここで、買ったのが、化繊のポロシャツと、
天花粉、、、、とは今は言わないか。シッカロール。タイらしく、ミント入りのスーッとする使い心地です。
毎日かなり暑いので、シャワーのあとには必ず使っていました。いい買い物。
というわけで、スイカジュースを買ったらもうへとへとです。
戻りのバスに乗ったら、また若者に「このバスは無料なんだよ」と言われて、ホントなのかなぁ、と思いつつ、疲れてお金を払わずにまた降りてしまいました。
朝も早かったので、もう夕方には寝てました。
昼間、道を聞いたお店(ビールをのんだとこ)に、もう一度行ってみたのですが、女のひと+恋人らしき外国人男性でぎゅうぎゅう。
野菜と麺の炒め物をたのんだけど、疲れていたせいか脂っこくて食べきれず。
しきりに女性を紹介しようとする店のおばちゃんに疲れて、すぐ宿に帰ってしまいました。8時前には寝たかな。
てなわけで、タイの初日終了です。
2013年04月04日
竹梯子
ホテルに向かってふらふら歩いていると、電気工事をしていました。

このはしご、竹ですよ。
最初のホテルは、 Salathai Daily Mansion というところにしました。
このホテルだけは、地球の歩き方を参考にネット予約しました。

ですが、小道の中なので、なかなかたどりつけません。
そろそろ疲れてきたので、ビールを一杯。
ホテルは、かなり小路の奥底でしたが、なかなか静かそうな場所。でも、ちょっとごみごみしたところです。

入り口では、近くの男の子が自動車の塗装をしていました。

エアコン付きで一泊300バーツ、1000円弱のお値段は、バンコクではまあ普通ぐらいだと思うのですが、日本と比べるとかなり安いですよね。
ホットシャワーとトイレは共同。
このおばちゃんが英語がかなり話せるので、買い物なんかをするときは、店の場所などいろいろ教えてもらいました。
ちなみに、トイレは、タイ式の水洗です。
これは、基本は水で洗い流します。気になる人は紙を使ってもいいけど、トイレで流すと詰まるので、くずかごに捨てることになっています。
"Salathai Daily Mansion"
15 Salathai Soi.sribumphen Rama4,rd Sathon, Bangkok 10120, Thailand
TEL: 02-287-1436
さて、まだ夕方にもなっていませんが、ちょっと買い物に行ってみるかな。
このはしご、竹ですよ。
最初のホテルは、 Salathai Daily Mansion というところにしました。
このホテルだけは、地球の歩き方を参考にネット予約しました。
ですが、小道の中なので、なかなかたどりつけません。
そろそろ疲れてきたので、ビールを一杯。
ホテルは、かなり小路の奥底でしたが、なかなか静かそうな場所。でも、ちょっとごみごみしたところです。
入り口では、近くの男の子が自動車の塗装をしていました。
エアコン付きで一泊300バーツ、1000円弱のお値段は、バンコクではまあ普通ぐらいだと思うのですが、日本と比べるとかなり安いですよね。
ホットシャワーとトイレは共同。
このおばちゃんが英語がかなり話せるので、買い物なんかをするときは、店の場所などいろいろ教えてもらいました。
ちなみに、トイレは、タイ式の水洗です。
これは、基本は水で洗い流します。気になる人は紙を使ってもいいけど、トイレで流すと詰まるので、くずかごに捨てることになっています。
"Salathai Daily Mansion"
15 Salathai Soi.sribumphen Rama4,rd Sathon, Bangkok 10120, Thailand
TEL: 02-287-1436
さて、まだ夕方にもなっていませんが、ちょっと買い物に行ってみるかな。
2013年04月04日
映画が見たい!
さて、それから向かったのが、サイアムの映画館です。
タイに着いた早々サイアムまでやってきたのは、荷物預けサービスもありますが、エラワン廟でお祈りもしておきたかったし。
でも、地図で映画館を見つけたというのも理由でした。
タイでやりたいことの一つが、地元で映画を見ることでした。
地図で見ると『スカラ座』という映画館があるらしく、そこで時間が合えば何か見られたらいいなあ、というぐらいの気持ちでふらっと見物に行ってみたのです。
上映している映画自体は、ハリウッド超大作的なものが多くて(スノーホワイト、とかね)、あまり触手が動かなかったのですが、、、、

建物は素晴らしいものでした。

天井には、ごらんの星型。柱の形も独特だし、これは、イスラム建築なのか、ゴシック建築なのか??不思議な雰囲気のホールでした。
しかも、日陰で、無料ベンチもあり、扇風機も回っているという好条件。思わず、30分弱、まったりとしつつ、次の計画を立てたりして、ふたたび町に戻ります。

これ、街で見かけた不思議な車です。なぜかミシュランのタイヤマンを載せた車が走っていました。
さて、「映画、映画、映画、映画、、、、、」
なんてことを考えていたためか、映画館を出てふらりと入ったインターネットカフェにおいてあるフリーペーパーで見つけたのが、この広告です。

”ROUDY RATHORE”。なにやらB級映画の香りがプンプンするじゃないですか。ネットで調べてみると、どうやらインド映画みたい。きっとダンスあり、歌ありの大盛り上がりだろうな。というわけで、一応写真を撮って記録しておきました。
しかし、きちんと見てなかったんです。下の方を見ると、この日の午後4時から、RAMA3のメジャーコンプレックスで上映と書いてあります。
ラーマ3の映画館なら、この日に見ることもできたんですが。そして、きょうを逃すと、月曜の8時からスクムウィットというところでの上映となる。で、スクームウットって、あとで調べたら結構遠いし、そこの映画館がちょっと調べただけではわからなくて、あとあとちょっとあわててしまうのですが、、、、、。
実は、以前インドネシアに行って、そこで(たぶんジョクジャカルタだと思いますが、もしかしたらジャカルタかも)映画を見たことがあります。
そのときは、10歳ぐらいの男の子と一緒でした。彼は、学校に行かずモノ売りをしていて、ちょっと粋がって煙草を吸ったりしていましたけど、まあ根はいい子なんでしょう、いろいろな食べ物をおごったりしているうちに、私に何か売りつけるのはあきらめたらしく、一緒に町歩きすることになりました。そこで「映画館に行きたいんだけど」、と言ったら案内してくれたのが古い名画座っぽい映画館でした。男の子も一緒に見ようよ、と誘ったら、ちょっとふてくされた風情で、でも一緒に見ることになりました。ここで見たのが、インドネシアの古い恋愛映画。主人公たちが抱き合おうとするたび、ピューピュー、と指笛がなったり、悪者が大きな棒で頭を叩かれて痛そうにするとみんなで大爆笑したり。キスシーンでは男の子が手のひらで目を覆っていたのが思い出します。
日本の「静かに見よう」という映画マナーからすれば大失格だけど、観客が一体になって騒ぎながら見る映画、という意味では大満足でした。
さらに余談になりますが、子供の頃、近所のお寺に映画が巡業(?)に来たことがあります。ドリフか、もしかしたらクレイジーキャッツか?の主演のギャグ映画で、海岸のコンクリートで護岸した船着き場を、戦車が進んでいくシーンだけ覚えています。
これが子供心に強烈に楽しくて、そういうみんなで映画を見ることへの郷愁があるんだと思います。
さて、時間もそろそろよくなったので、宿に向かおうかな。
タイに着いた早々サイアムまでやってきたのは、荷物預けサービスもありますが、エラワン廟でお祈りもしておきたかったし。
でも、地図で映画館を見つけたというのも理由でした。
タイでやりたいことの一つが、地元で映画を見ることでした。
地図で見ると『スカラ座』という映画館があるらしく、そこで時間が合えば何か見られたらいいなあ、というぐらいの気持ちでふらっと見物に行ってみたのです。
上映している映画自体は、ハリウッド超大作的なものが多くて(スノーホワイト、とかね)、あまり触手が動かなかったのですが、、、、
建物は素晴らしいものでした。
天井には、ごらんの星型。柱の形も独特だし、これは、イスラム建築なのか、ゴシック建築なのか??不思議な雰囲気のホールでした。
しかも、日陰で、無料ベンチもあり、扇風機も回っているという好条件。思わず、30分弱、まったりとしつつ、次の計画を立てたりして、ふたたび町に戻ります。
これ、街で見かけた不思議な車です。なぜかミシュランのタイヤマンを載せた車が走っていました。
さて、「映画、映画、映画、映画、、、、、」
なんてことを考えていたためか、映画館を出てふらりと入ったインターネットカフェにおいてあるフリーペーパーで見つけたのが、この広告です。
”ROUDY RATHORE”。なにやらB級映画の香りがプンプンするじゃないですか。ネットで調べてみると、どうやらインド映画みたい。きっとダンスあり、歌ありの大盛り上がりだろうな。というわけで、一応写真を撮って記録しておきました。
しかし、きちんと見てなかったんです。下の方を見ると、この日の午後4時から、RAMA3のメジャーコンプレックスで上映と書いてあります。
ラーマ3の映画館なら、この日に見ることもできたんですが。そして、きょうを逃すと、月曜の8時からスクムウィットというところでの上映となる。で、スクームウットって、あとで調べたら結構遠いし、そこの映画館がちょっと調べただけではわからなくて、あとあとちょっとあわててしまうのですが、、、、、。
実は、以前インドネシアに行って、そこで(たぶんジョクジャカルタだと思いますが、もしかしたらジャカルタかも)映画を見たことがあります。
そのときは、10歳ぐらいの男の子と一緒でした。彼は、学校に行かずモノ売りをしていて、ちょっと粋がって煙草を吸ったりしていましたけど、まあ根はいい子なんでしょう、いろいろな食べ物をおごったりしているうちに、私に何か売りつけるのはあきらめたらしく、一緒に町歩きすることになりました。そこで「映画館に行きたいんだけど」、と言ったら案内してくれたのが古い名画座っぽい映画館でした。男の子も一緒に見ようよ、と誘ったら、ちょっとふてくされた風情で、でも一緒に見ることになりました。ここで見たのが、インドネシアの古い恋愛映画。主人公たちが抱き合おうとするたび、ピューピュー、と指笛がなったり、悪者が大きな棒で頭を叩かれて痛そうにするとみんなで大爆笑したり。キスシーンでは男の子が手のひらで目を覆っていたのが思い出します。
日本の「静かに見よう」という映画マナーからすれば大失格だけど、観客が一体になって騒ぎながら見る映画、という意味では大満足でした。
さらに余談になりますが、子供の頃、近所のお寺に映画が巡業(?)に来たことがあります。ドリフか、もしかしたらクレイジーキャッツか?の主演のギャグ映画で、海岸のコンクリートで護岸した船着き場を、戦車が進んでいくシーンだけ覚えています。
これが子供心に強烈に楽しくて、そういうみんなで映画を見ることへの郷愁があるんだと思います。
さて、時間もそろそろよくなったので、宿に向かおうかな。
2013年04月02日
そしてタイで途方に暮れる。
お参りを済ませた後向かったのは、すぐそばの大繁華街、サイアム周辺でした。
『地球の歩き方』によると、食堂やブティック、カフェなどがたくさん並ぶショッピング街です。
ここチットロムに最初に来たのには訳があって。
出発前、ずいぶん早朝にバンコクについてしまうため、宿に入る前に何かしないと間が持たないなあ、と思っていました。
そんなとき、地球の歩き方を見ていたら、旅行会社のHISが「荷物預かりサービス」をやっているそうなのです。
というわけで、そこに預ければ、夕方ホテルに入るまで、手ぶらでゆっくりと遊べるという読みもありました。

そんなわけで、チットロム駅から20分は歩いてサイアム(サヤーム)に到着。(電車なら隣の駅なんですが、、、、。)
さっそくショッピングビルに入っているHISを覗いたものの、日曜は休業。これでは荷物をあずけるわけにもいかず、、、、。
旅の最初から、軽く途方にくれました。
まあ、とはいえ、中型のデイバック(リュック)一つです。
とりあえず荷物を持ったまま、はらごなしに出かけました。
大通りの北側には大型店舗が並び、南側には、いくつかのビルとともに、入り組んだ路地の商店街が広がっている感じです。この南側の地区は、2年ほど前のバンコクの暴動で占拠・焼き討ちされたそうで、工事の覆いがしてあったのはそういうことだったんでしょうか。

繁華街のちょっと裏通りをふらふら歩いていると、商店街みたいな一角にたどりつきました。カフェや料理教室、携帯電話、なぜか日本のラーメン屋があったり(「**テレビに出ました」という自慢入りの看板も日本語)、その裏手に横町を発見しました。道の両端に屋台が並び、まんなかにはテーブルが一列に並んでいます。
ここが、Soi5~6(SOIは通りに振られている番号です。)の真ん中あたりをつなぐように伸びる屋台街でした。

ここでは、お惣菜的なもの、デザートなど様々なお店が並んでいたのですが、最初は無難に、カオマンガイを。蒸し鳥の肉を、鶏スープで炊き上げた長粒米の上に蒸し鳥を載せたものです。

写真のものは、蒸し鶏をさらに揚げているので、今調べると、正式名はカオマンガイ・トート、というらしいです。おそるおそる辛味調味料をかけてみたけど、そんなに激しく辛くはなかったです。
しかし、改めて驚いたのは、こうした細道に入ると、ほとんどアルファベット表記がないことでした。もちろん、タイでは英語が通じないということ自体は本やウエブをで下調べをするうちに知ってはいたのですが、ここまで徹底的とは思わなかったのです。屋台や壁に貼ってあるメニューにも英語表記がないので、まずは、お客さんの食べているものや店頭に飾ってある食材からメニューを推理しなくてはならないのです。バンコクの町中でこれなので、今後の旅はけっこう大変かも、という予感がよぎったりして。(実際、大変でした)
私はタイ語が一切話せないので、注文は鶏がつるしてある店で、指差して注文しました。タイの屋台は、麺なら麺、焼き鳥なら焼き鳥と、一つの屋台が扱っている品目がとても少ないので、ある程度はこれでいいのですが、のちになって、「麺、汁なしで」とかの細かい注文ができません。

ごらんのように、何かの注意書きらしき看板ですが、タイ語表記のみ。
このあとはいちいち書きませんが、タイは全体にこんな感じです。
でも、サーティーバーツ(30バーツ)ぐらいの英語は大丈夫だし、それでだめならお金を見せながら、おつりをもらえばいいんです。
それより複雑な話は、、、、、、
時間をかけてジェスチャー、です。
とにかく、「サワディークラッ」一言だけしかしゃべれないまま旅は始まって、続きます。
『地球の歩き方』によると、食堂やブティック、カフェなどがたくさん並ぶショッピング街です。
ここチットロムに最初に来たのには訳があって。
出発前、ずいぶん早朝にバンコクについてしまうため、宿に入る前に何かしないと間が持たないなあ、と思っていました。
そんなとき、地球の歩き方を見ていたら、旅行会社のHISが「荷物預かりサービス」をやっているそうなのです。
というわけで、そこに預ければ、夕方ホテルに入るまで、手ぶらでゆっくりと遊べるという読みもありました。
そんなわけで、チットロム駅から20分は歩いてサイアム(サヤーム)に到着。(電車なら隣の駅なんですが、、、、。)
さっそくショッピングビルに入っているHISを覗いたものの、日曜は休業。これでは荷物をあずけるわけにもいかず、、、、。
旅の最初から、軽く途方にくれました。
まあ、とはいえ、中型のデイバック(リュック)一つです。
とりあえず荷物を持ったまま、はらごなしに出かけました。
大通りの北側には大型店舗が並び、南側には、いくつかのビルとともに、入り組んだ路地の商店街が広がっている感じです。この南側の地区は、2年ほど前のバンコクの暴動で占拠・焼き討ちされたそうで、工事の覆いがしてあったのはそういうことだったんでしょうか。
繁華街のちょっと裏通りをふらふら歩いていると、商店街みたいな一角にたどりつきました。カフェや料理教室、携帯電話、なぜか日本のラーメン屋があったり(「**テレビに出ました」という自慢入りの看板も日本語)、その裏手に横町を発見しました。道の両端に屋台が並び、まんなかにはテーブルが一列に並んでいます。
ここが、Soi5~6(SOIは通りに振られている番号です。)の真ん中あたりをつなぐように伸びる屋台街でした。
ここでは、お惣菜的なもの、デザートなど様々なお店が並んでいたのですが、最初は無難に、カオマンガイを。蒸し鳥の肉を、鶏スープで炊き上げた長粒米の上に蒸し鳥を載せたものです。
写真のものは、蒸し鶏をさらに揚げているので、今調べると、正式名はカオマンガイ・トート、というらしいです。おそるおそる辛味調味料をかけてみたけど、そんなに激しく辛くはなかったです。
しかし、改めて驚いたのは、こうした細道に入ると、ほとんどアルファベット表記がないことでした。もちろん、タイでは英語が通じないということ自体は本やウエブをで下調べをするうちに知ってはいたのですが、ここまで徹底的とは思わなかったのです。屋台や壁に貼ってあるメニューにも英語表記がないので、まずは、お客さんの食べているものや店頭に飾ってある食材からメニューを推理しなくてはならないのです。バンコクの町中でこれなので、今後の旅はけっこう大変かも、という予感がよぎったりして。(実際、大変でした)
私はタイ語が一切話せないので、注文は鶏がつるしてある店で、指差して注文しました。タイの屋台は、麺なら麺、焼き鳥なら焼き鳥と、一つの屋台が扱っている品目がとても少ないので、ある程度はこれでいいのですが、のちになって、「麺、汁なしで」とかの細かい注文ができません。
ごらんのように、何かの注意書きらしき看板ですが、タイ語表記のみ。
このあとはいちいち書きませんが、タイは全体にこんな感じです。
でも、サーティーバーツ(30バーツ)ぐらいの英語は大丈夫だし、それでだめならお金を見せながら、おつりをもらえばいいんです。
それより複雑な話は、、、、、、
時間をかけてジェスチャー、です。
とにかく、「サワディークラッ」一言だけしかしゃべれないまま旅は始まって、続きます。
2013年04月01日
タイのコムデギャルソン、とお祈り。
さて旅の初日。去年の6月、タイはバンコクのチットロム駅に降り立ったところからのお話です。

世界に誇る日本のファッションブランド、コムデギャルソン Comme des Garcons です。(フランス語なので、Garconsのc には本当はセディーユ(しっぽみたいなヒゲ)がつきます)
しかし、タイで最初に降りた駅で、いきなりコム デ ギャルソンの香水の広告ですよ。
なんだ、日本と変わらないじゃないか、なんて言わない言わない。
ギャルソンは、イメージ管理がかなり厳密なので、日本でポスター展開をするなんてかなりレアだし、

ましてや街角に旗が並ぶなんて、かなり珍しい風景です。
ハイブランドのコムデギャルソン。いまや、その売り上げのかなりの部分を占めるのが、ちょっと安い価格設定(といってもTシャツで1万円はするけど)の「プレイ」ラインらしいのです。実際、東京のギャルソンのショップに行くと、中国、韓国などのアジア人が結構買い物をしたりしてます。
あと、ちょっと内緒ですけど、コムデギャルソン プレイのニセTシャツは何度かバンコクの町で見かけました。
まあそういうわけで、これは去年の6月、3種類の香水を同時に売り出すという、ギャルソンがけっこう勝負をかけた商品展開をした時の広告でした。
ちなみに、チットロム周辺はバンコクを代表するファッションビルが立ち並ぶおしゃれな一角だし、タイにギャルソンの店があるのはこの一角だけです。

例のポスターが並ぶ街角。上の写真のところに並んでいるのは、屋台です。何の屋台かと言うと、、、、

お祈りの用品一式。
こえrは私が買ったものですが、それだけでなく、果物とか花とか、実にいろいろなお供え物の屋台が出ていました。
チットロムの駅からすぐに、エラワン廟(ターオ・マハー・プラマ)という、バンコクでは最もご利益があるといわれる霊廟があるので、それを囲むように、屋台が並ぶのです。
ここはいわば、バンコクのパワースポット。
タイは仏教も強いですが、こういうおまじない・民間信仰も盛んなようで、早い時間から多くの人が線香を焚き、花を供えながらお祈りをしています。

とはいえ、まだ8時前ぐらいだったので、押し合うほどのことはなく、ゆっくりとお祈りが出来ました。
近くのおばちゃんがお祈りする様子を横目で見ながら、祈り方を学習します。
線香に火をつけ、手に持ったまま拝んだり、廟の四方にお花を供えて、旅の安全をお願いしておきました。

写真の上にちょっと見えているのが、BTSと呼ばれる高架を走る鉄道です。
なにしろ、バンコク一番のおしゃれスポットの一角にあるので、辺りには高層ビルや高そうなファッションビルが立ち並んでいます。
さて、エラワン廟でお祈りを終えた後、おなかもすいてきたのであたりをちょっと歩いたものの、屋台も見当たりません。
仕方なく、近くのファッションビルに入っているマクドナルドで朝食をとることにしました。

入り口では、タイらしく、ピエロも手を合わせて挨拶していますね。
せっかくのタイでの1食目なので、タイ料理を食べたかったのですが、涙を呑んでハンバーガーセットに。

味は普通すぎて、、、、(涙)。お値段はそれなりでした。
ほんと、旅先では食べ物も大事。毎回おいしいものを食べるということではなく、「新しいもの」を食べないと、ほんとうにもったいないし、テンションさがります。
ところで、タイの挨拶、たとえばこんにちはは、男性は「サワディー・クラッ」、女性は「サワディー・カー」と、話者の性別によって変わるそうです。
私は、そもそもタイに行くと決めたのが急だったので、語学の準備をする余裕もなく、現地の人に発音を聞いてみるのですが、どうも「クラッ」の発音が、うまく出来ないのです。
というか、耳で聞く限り、男性も「カ」と言っているように聞こえてしょうがない。というわけで、しかたなく、今後も挨拶はごまかしながらすることになります。
さて、このへんで現地時間の8時過ぎぐらいかな。まだお昼までだいぶありますが、そろそろ移動しないと、退屈になってきました。
ちなみに、私、旅の1週間目ぐらいに足がいたくなるぐらい、当初は歩き回っています。
たしか細野晴臣さんのことばで、「バンドのファーストアルバムにはテーマは必要ない、なぜならバンドが誕生したこと自体が事件で、その事件がテーマなのだから」というのがありました。
(セカンドアルバムからは、それぞれのバンドごとにいろいろなテーマを追求することになるのですが、とりあえず1枚目についてはね。)
それとたぶん同じで、旅の最初は、そこにいることが、そもそも事件です。
歩いても、道を聞いても、ちょっとつまみ食いしても、電話しても。あらゆることが事件なのが、旅です。
世界に誇る日本のファッションブランド、コムデギャルソン Comme des Garcons です。(フランス語なので、Garconsのc には本当はセディーユ(しっぽみたいなヒゲ)がつきます)
しかし、タイで最初に降りた駅で、いきなりコム デ ギャルソンの香水の広告ですよ。
なんだ、日本と変わらないじゃないか、なんて言わない言わない。
ギャルソンは、イメージ管理がかなり厳密なので、日本でポスター展開をするなんてかなりレアだし、
ましてや街角に旗が並ぶなんて、かなり珍しい風景です。
ハイブランドのコムデギャルソン。いまや、その売り上げのかなりの部分を占めるのが、ちょっと安い価格設定(といってもTシャツで1万円はするけど)の「プレイ」ラインらしいのです。実際、東京のギャルソンのショップに行くと、中国、韓国などのアジア人が結構買い物をしたりしてます。
あと、ちょっと内緒ですけど、コムデギャルソン プレイのニセTシャツは何度かバンコクの町で見かけました。
まあそういうわけで、これは去年の6月、3種類の香水を同時に売り出すという、ギャルソンがけっこう勝負をかけた商品展開をした時の広告でした。
ちなみに、チットロム周辺はバンコクを代表するファッションビルが立ち並ぶおしゃれな一角だし、タイにギャルソンの店があるのはこの一角だけです。
例のポスターが並ぶ街角。上の写真のところに並んでいるのは、屋台です。何の屋台かと言うと、、、、
お祈りの用品一式。
こえrは私が買ったものですが、それだけでなく、果物とか花とか、実にいろいろなお供え物の屋台が出ていました。
チットロムの駅からすぐに、エラワン廟(ターオ・マハー・プラマ)という、バンコクでは最もご利益があるといわれる霊廟があるので、それを囲むように、屋台が並ぶのです。
ここはいわば、バンコクのパワースポット。
タイは仏教も強いですが、こういうおまじない・民間信仰も盛んなようで、早い時間から多くの人が線香を焚き、花を供えながらお祈りをしています。
とはいえ、まだ8時前ぐらいだったので、押し合うほどのことはなく、ゆっくりとお祈りが出来ました。
近くのおばちゃんがお祈りする様子を横目で見ながら、祈り方を学習します。
線香に火をつけ、手に持ったまま拝んだり、廟の四方にお花を供えて、旅の安全をお願いしておきました。
写真の上にちょっと見えているのが、BTSと呼ばれる高架を走る鉄道です。
なにしろ、バンコク一番のおしゃれスポットの一角にあるので、辺りには高層ビルや高そうなファッションビルが立ち並んでいます。
さて、エラワン廟でお祈りを終えた後、おなかもすいてきたのであたりをちょっと歩いたものの、屋台も見当たりません。
仕方なく、近くのファッションビルに入っているマクドナルドで朝食をとることにしました。
入り口では、タイらしく、ピエロも手を合わせて挨拶していますね。
せっかくのタイでの1食目なので、タイ料理を食べたかったのですが、涙を呑んでハンバーガーセットに。
味は普通すぎて、、、、(涙)。お値段はそれなりでした。
ほんと、旅先では食べ物も大事。毎回おいしいものを食べるということではなく、「新しいもの」を食べないと、ほんとうにもったいないし、テンションさがります。
ところで、タイの挨拶、たとえばこんにちはは、男性は「サワディー・クラッ」、女性は「サワディー・カー」と、話者の性別によって変わるそうです。
私は、そもそもタイに行くと決めたのが急だったので、語学の準備をする余裕もなく、現地の人に発音を聞いてみるのですが、どうも「クラッ」の発音が、うまく出来ないのです。
というか、耳で聞く限り、男性も「カ」と言っているように聞こえてしょうがない。というわけで、しかたなく、今後も挨拶はごまかしながらすることになります。
さて、このへんで現地時間の8時過ぎぐらいかな。まだお昼までだいぶありますが、そろそろ移動しないと、退屈になってきました。
ちなみに、私、旅の1週間目ぐらいに足がいたくなるぐらい、当初は歩き回っています。
たしか細野晴臣さんのことばで、「バンドのファーストアルバムにはテーマは必要ない、なぜならバンドが誕生したこと自体が事件で、その事件がテーマなのだから」というのがありました。
(セカンドアルバムからは、それぞれのバンドごとにいろいろなテーマを追求することになるのですが、とりあえず1枚目についてはね。)
それとたぶん同じで、旅の最初は、そこにいることが、そもそも事件です。
歩いても、道を聞いても、ちょっとつまみ食いしても、電話しても。あらゆることが事件なのが、旅です。
2013年03月31日
ようこそ、みんなさん。
去年、タイの中部から北部、北東部を一人で旅しました。
今思いかえせば、なんで旅先をタイにしたのかもあやふやです。たしか、チュニジアとトルコにも行きたくて、「地球のあるきかた」を買って見ていたんだったなあ。
いちばんの決め手は、「滞在費が一番安い」ことだったような気がします。
そういえば、、、、先に休める日程が決まってしまい、その中でどこに行くのがいいのか考えながら旅先を調べていたのでした。
そうしたら、ちょうど旅程の一番最後の日に、タイ北東部のダーンサイdan saiという町で、タイ随一の奇祭と言われるピーターコンphi ta khon祭りが行われている、というのを見て、ここしかない、と思ったのでした。そうそう、だんだん思い出してきた。
とはいえ、ピーターコン祭りはタイの暦によって毎年開催日が微妙にずれていくし、いろいろ調べてもいつあるのか、最後の確信が持てないという状況のまま、日本をでることになるのですが、、、、、
でも、そういう勢いを大事にするのが、旅を面白くするコツなのですよ(・・・とは、今思いついた理屈)。
タイへの飛行機は、日が変わるころに羽田を出る便でした。
これがタイで初めて撮った写真なのですが、、、、、こんなのを喜んで撮るなんて馬鹿ですねえ。

火災のときは階段を、というサインです。
タイに着いたのは、現地時間の朝5時過ぎ。まだ暗い時間です。

空港から電車を乗り継ぎ、チットロム駅に到着しました。駅のホームから見た朝焼けです。
チットロムのホームを降りると、構内にまだ閉まっている土産物屋さんがあって、

どうやら、タイは私を歓迎してくれているようです。
今思いかえせば、なんで旅先をタイにしたのかもあやふやです。たしか、チュニジアとトルコにも行きたくて、「地球のあるきかた」を買って見ていたんだったなあ。
いちばんの決め手は、「滞在費が一番安い」ことだったような気がします。
そういえば、、、、先に休める日程が決まってしまい、その中でどこに行くのがいいのか考えながら旅先を調べていたのでした。
そうしたら、ちょうど旅程の一番最後の日に、タイ北東部のダーンサイdan saiという町で、タイ随一の奇祭と言われるピーターコンphi ta khon祭りが行われている、というのを見て、ここしかない、と思ったのでした。そうそう、だんだん思い出してきた。
とはいえ、ピーターコン祭りはタイの暦によって毎年開催日が微妙にずれていくし、いろいろ調べてもいつあるのか、最後の確信が持てないという状況のまま、日本をでることになるのですが、、、、、
でも、そういう勢いを大事にするのが、旅を面白くするコツなのですよ(・・・とは、今思いついた理屈)。
タイへの飛行機は、日が変わるころに羽田を出る便でした。
これがタイで初めて撮った写真なのですが、、、、、こんなのを喜んで撮るなんて馬鹿ですねえ。
火災のときは階段を、というサインです。
タイに着いたのは、現地時間の朝5時過ぎ。まだ暗い時間です。
空港から電車を乗り継ぎ、チットロム駅に到着しました。駅のホームから見た朝焼けです。
チットロムのホームを降りると、構内にまだ閉まっている土産物屋さんがあって、
どうやら、タイは私を歓迎してくれているようです。
2013年03月27日
祭りの町にさよなら
実は、昨日の竹ロケットの花火の時に、ピーターコンの仮面を川に捨てる行事があったそうです。
でも、これはどこでやっているのかわからなくて、見ることができませんでした。
残念。


日が落ちて。
祭りの興奮は町に残っているけど、お寺では静かに読経がはじまっていました。
祭りももう終わり。
この祭りを見るためにタイの北東部まではるばる来てしまったんだな、と思うと、お祭りが終わってちょっとさびしい気持ちにもなりますが、それよりお祭りを見られたことの満足感の方が大きかったです。
お祭り自体は、翌日3日目の朝に説話や、パレードがあるのですが、日本へ帰る飛行機の時間を考えると、今晩ダーンサイを出発しないとダメ。

後ろ髪をひかれつつもいったん宿に帰り、帰り支度をしつつテレビを見ていたら、さっそくピーターコン祭りのニュースが放送されていました。
でも、そろそろ町を去る潮時です。
そろそろ、日本の日常生活に戻る方向に、気持ちを切り替えなきゃ。

ダーンサイの中心部のバス停でバスを待ちます。
街に来るぎりぎりのタイミングでようやく知った、バンコク直通のバスが、夜10時に出るのです。
さて、、、、、、
これからこのブログどうしようかな、と思ったのですが。
実は、ダーンサイに来るまでにもたくさん面白いことを体験してきたので、このままはちょっともったいない感じ。
今まではピーターコン祭りを見たい人に情報提供ということで、かなり急いでアップしてきましたが、これからはもうちょっとユルいペースで、時間をさかのぼって、タイ旅行記を書いてみようかな、と思っています。
でも、これはどこでやっているのかわからなくて、見ることができませんでした。
残念。
日が落ちて。
祭りの興奮は町に残っているけど、お寺では静かに読経がはじまっていました。
祭りももう終わり。
この祭りを見るためにタイの北東部まではるばる来てしまったんだな、と思うと、お祭りが終わってちょっとさびしい気持ちにもなりますが、それよりお祭りを見られたことの満足感の方が大きかったです。
お祭り自体は、翌日3日目の朝に説話や、パレードがあるのですが、日本へ帰る飛行機の時間を考えると、今晩ダーンサイを出発しないとダメ。
後ろ髪をひかれつつもいったん宿に帰り、帰り支度をしつつテレビを見ていたら、さっそくピーターコン祭りのニュースが放送されていました。
でも、そろそろ町を去る潮時です。
そろそろ、日本の日常生活に戻る方向に、気持ちを切り替えなきゃ。
ダーンサイの中心部のバス停でバスを待ちます。
街に来るぎりぎりのタイミングでようやく知った、バンコク直通のバスが、夜10時に出るのです。
さて、、、、、、
これからこのブログどうしようかな、と思ったのですが。
実は、ダーンサイに来るまでにもたくさん面白いことを体験してきたので、このままはちょっともったいない感じ。
今まではピーターコン祭りを見たい人に情報提供ということで、かなり急いでアップしてきましたが、これからはもうちょっとユルいペースで、時間をさかのぼって、タイ旅行記を書いてみようかな、と思っています。
2013年03月26日
雨乞いの花火
ピーターコン祭り2日目も終盤。寺の境内に行くと、初日に祭りの立ち上げの儀式をしていた男性霊媒師が、こんどは馬型のみこしに乗って、寺の周囲を回っていました。
この霊媒師は、銀色のカゴに入ったお守り(ビニールテープで作ったもの)を投げながら回るのですが、みんなとりあいです。
これ、私が拾ったお守りです。
幸運、確かについてきましたよ。こんなにいろいろな体験ができたわけですからね。
朝、托鉢をしていたワイルドなサングラスのお坊さん。
3人ぐらいのお坊さんたちも、みこしにのって境内をまわります。
このみこしのねりあるきがワイルドで、お坊さんは振り落とされぬよう必死です。
こちらが動画。笑えますが、お坊さんたちは必死です。
これは霊媒師さんの雄姿。YOUTUBEの動画へ飛びます。
こうした、楽しいひと騒ぎの後、霊媒師とお坊さんたちは仏像にお祈りをしていました。
これの直後の午後4時ごろ。
人々が、寺の裏にある広場に集まっていました。
これは、花火の発射台。
手作りの花火です。
静岡の人なら、朝比奈の龍勢を思い出すでしょう。
この拡声器を持ったおじちゃんが司会者。
適当なことを言いながら、みんなをあおったり乗せたりして、花火の準備の間に場を盛り上げていきます。
そして、いよいよ花火点火。
花火の動画です。
残念、失敗してしまいましたね。
何発も失敗していたのですが、この時は幸いにも見ている人の方へ飛んでいくことはありませんでした。
あとで話を聞いたら、これでけがをする人もいるのだとか。
そして実際、準備している横で、ライターで煙草に火をつけていたりして、結構ドキドキものではあるのですよ。
今度こそ。。。。。。。
もう一つ、花火の動画です。。
今度は、大成功です。
雲の中に消えていきました。
これ、雨乞いのお祭りだそうで、雲の中にいる神様に、雨を降らせてくれというメッセージを発するための花火なのでしょうね。
しかし、こうした技術、ものすごく昔のものではないと思います。
それこそ、朝比奈の龍勢などとの関連が、すごく気になるところです。
男の子、夢中で見ていました。
きっと何年後かには、この子も花火を上げているんだろうな。
3分の1ぐらいは失敗したような気がしますが、こうして花火のお祭りも無事、終えました。
2013年03月25日
はざまに立つ人
ダーンサイのピーターコン祭り2日目。
前回までで紹介しきれなかった、きれいどころの行列です。
これは、王侯にふんしたパレード、ですよね、たぶん。
女装した男性。
この右のひとも、たぶん。このパレードには、結構多くの女装のひとがいて、パレードを華やかにさせていました。
タイは、女装した男性について寛容です。
このダーンサイに、お祭りが本格的に始まる前に訪れたことは書きました。
その時も、5,6人家族が町を歩いている中に、一人だけ上から下まで真っ白なきれいな服装で、顔はしっかり白塗りをしている男の子がいました。
祭り前のダーンサイはほんとうに地味な町なんですが、そこでしなりしなりと歩く独特な男の子がいて、家族も特にそれを気にする風でもなく普通に散歩していたので、かなり驚きました。
この「驚き」については、誤解を招かぬように説明がいると思うのですが、なんといえばいいのかな。
家族も、その子が一団からちょっと遅れると待っていたりして、一緒に歩くことがごく普通な様子。
そして、男の子は、「僕はこの恰好が好きなんだぁ!」と気張っているのではなくて、ごく自然に屋台をのぞいたりしている。
私のイメージでは、なのですが、、、、
私は、異性装をすることは、自分の好み・考えをしっかりと周りにも伝える手段でもあって、それぞれ自分なりの強い動機も理屈も持っておられる方が多い気がしていました。少なくとも、私が出会った日本人の方たちは。
なので、気張っていない、あまりにも肩の力が抜けた女装に、驚いたわけです。
だから、女装して「はざまに立つ人たち」は、別にお祭りだから輝いているわけじゃなくて、ほかの町の人たちと同じように、祭りのなかで自分の役割を果たしている、という印象でした。
タイという国は、全般にこうした異性装に寛容なようです。バンコクなど都市部には、女装した男性たちが踊るのを売り物にしたダンスショーの店もあるし。
音楽家の平沢進さんなんか、彼(彼女?)らに刺激を受けてアルバムまで作っていますよね。

平沢進「Sim City」
アマゾンより。
みんな、かなり演奏はうまいです。
ブラジルのパレードでは、「トリオ・エレクトリコ」と言って、こうした音響装置を積んだ車で大音量で生演奏を鳴らす車が出るそうで、それを思い出しました。
さて、祭りもだんだん終息に向かってきています。
私がダーンサイにいられるのも、あと7,8時間というところ。
帰りのバスの時間が少しずつ気になってきました。
おっと、ピーターコンの仮面行列の先頭を飾ったおじさんたちが、くつろいでご飯を食べていました。
(顔が撮れていない、ごめんなさい)
おっちゃんたち、私を見つけると、どんどん食べてくれ、とジェスチャーをしてくれました。
この写真、手元の食べ物にピントをあわせようとして奥のおばちゃんに合ってしまいましたが。
茄子の蒸したのと、もち米を一緒に持って食べています。
たぶんおっちゃんの町内なんでしょう。
おばちゃんたちがほかにもどんどん料理をすすめてくれます。
私に限らず、通りかかった人は結構立ち止まって食べていたので、欲しい人には食べさせてあげるというのが、この日のもてなしなんだと思います。
ここでは、記念撮影に応じているグループがありました。
このお兄ちゃん、かなりよっぱらってましたが最高にいい調子。日本車だったんで、撮らせてもらいました。
というわけで、なんとなくお祭りも終わりの雰囲気が漂い始めました。
でもね。
実はまだ、もう一盛り上がりあるんです。
それが、花火。
というところで今日はいったんシメて、花火の話は明日書きます。
2013年03月22日
ピーターコン祭り、資料編
このブログを書くにあたって、今年のお祭りについて調べました。
今年のお祭りは、7月10日~12日です。
祭りにあたって私のやった取材が役に立つこともあるかもしれませんので、一応お知らせしておきましょう。
先日もブログで書いたとおり、一番確実な取材源はルーイの観光局です。
メールのレスも早く、翌日には返事が返ってきました。
にルーイ観光局のメアドは、
tatloei@tator.th
です。
英語が通じるし、非常にレスポンスが早いです。
で、以下はルーイ観光局が送ってくれた、今年のお祭りの詳細をもとに、記事を書いていきます。
英語の原文はあとにまとめますので、とりあえず翻訳をのせておきます。
宗教用語などは、適当に訳しているところもありますのでごめんなさい。
お祭りの流れのおおよそは、これでつかめると思います。
ブン・ルアンとピーターコン祭り
ルーイ県ダーンサイ地区
2013 7月10~12日
--------------------------------------------------
2013年7月10日
(フラ・ウパークットの召喚と、文化的行事)
午前4時 プラ・ウパークットの召喚:フォン・チャイ寺からムン川、ソーク川への行列
午前6時 フォン・チャイ寺での功徳(僧への施し)
午前8時30分 バ・シ(精霊の説教)祭事。チャオ・フォ・クアン(地元で最も有力な男性霊媒)の家にて
午前10時 ポン・チャイ寺にて文化的行事、ダンサイの警察官による。
ピーターコンの行列が集まり、ケアウ・アサ街道沿いで行列をし競う。
午前11時 ダーンサイ区役所前のステージにてパフォーマンス
2013年7月11日
(オフィシャルな開会式と、大ピーターコンパレード)
午前10時 ルーイ県知事による大オープニング式典、ダーンサイ区役所前にて
パレードはすべてダーンサイ区役所からポン・チャイ寺へ移動する
午後1時 ダーンサイ区役所前でパフォーマンス
ピーターコンコンペの決勝
午後3時 バー・シー(精霊の説教)。チャオ・フォー・クアンの家にて、プラ・ウエット。
午後3時30分 チャオ・フォー・クアン(男性霊媒)と、チャオ-メー・ナン・ティエムが先導する、
功徳を積むためのフォン・チャイ寺へのフラ・ウエット・パレード
竹ロケットへの点火
~フォン・チャイ寺のワン・ウェルンの水辺にて、ピーターコンの仮面を捨てる儀式
午後7時 フォーン・チャイ寺にて、仏教徒の説話、
2013年7月12日
(仏教のお説教-ピーターコンの踊りはない)
午前4時 13の「鎮め」の仏教説話、フォン・チャイ寺にて
~ダンサイ区の総ての村で、鎮めの仏教説話のパレード
より大きな地図で ダーンサイの地図 を表示
地図には、お祭りに係わる場所や、ホテル情報などもわかる限り書き込んでみました。
これ、いろいろな資料を読むと、仏教と、仏教伝来前に地元にあった精霊信仰をうまく融合させた祭りだそうです。
まず、川の神様を寺の敷地に連れてくるところから始まりますね。これは、ふだんは町のそと(川の中)にいるえらい神様を寺に安置し、祭りのあいだだけは土着の神様が町に現れてもいいように、仏様に許可をもらうという意味合いがあるのだそうです。
さらに、霊媒の家で祈ると、様々な精霊たちが現れてきます。朝、仏様に断っているので、こうした精霊たちは晴れて町の中に現れることができる、というのがこのお祭りのストーリーなのです。
つまり、おまつりの間だけは、精霊がゆきかう、仏教伝来以前の町にもどるわけですね。
そして、精霊たちは幸運や悪運をつかさどっているので、町の人は、彼らが現れているうちに幸運を祈ったり悪運を川に流したりの行事を行うわけです。
最後に、霊媒の家に貼ってあったお祭りの手順と意味が記された紙と、
上に訳した、ルーイ県の観光局が作成した原文(英語)をここに張っておきます。
旅のご参考になれば。
しかし、両方の資料のタイトルに「ブーンルアンとピーターコン祭り」とあるのですが、ともに「ブーン・ルアン」とは何かの解説がありません。
気になるなあ。。。。。
“BUN LUANG AND PHI TA KHON FESTIVAL”
Dansai district, Loei province
10-12 July 2013
-----------------------------------------------------
July 10, 2013
( Phra Upakut Invocation and Cultural Ceremony )
Time
04:00 a.m.– Invocation of Pra Upakut: Procession from Phon-Chai Temple to Mun and Sork River.
06:00 a.m.– Food Offerings to Monks at Phon-Chai Temple.
08:30 a.m.– Ba- Si (Summoning of Spirits) Ceremony at Chao Pho Kuan’s House.
10:00 a.m.– Cultural Ceremony at Phon-Chai Temple by Dan Sai Sheriff. Gathering for Phi Ta Khon procession and competitions among groups marching along Keaw Asa Road.
11:00 a.m.– Performances on the stage in front of Dan Sai District Office.
July 11, 2013
(Official Opening Ceremony and the Grand Phi Ta Khon Parade )
Time
10:00 a.m.– Grand opening ceremony by Loei Governor in front of Dan Sai District Office.
.– All parades move from Dan Sai District Office to Phon-Chai Temple.
01.00 p.m. – Performances on the stage in front of Dan Sai District Office.
– Phi Ta Khon competition (Final round).
03:00 p.m.– Ba- Si (Summoning of Spirits) Phra Wet at Chao Pho Kuan’s House.
03:30 p.m.– Phra Wet parade led by Chao Pho Kuan and Chao-Mae Nang Tiem to Phon- Chai Temple to make merit and firing of the Bamboo rockets.
– Phi Ta Khon mask discarding ceremony at Wang-wern pier, Phon-Chai Temple
07:00 p.m. – Buddhist sermons at Phon-Chai Temple.
July 12, 2013
( Buddhist sermons– No Phi Ta Khon Dancing )
Time
04:00 a.m. – 13 consecutive Buddhist sermons at Phon-Chai Temple
– Parading of consecutive Buddhist sermons of all villages in Dan Sai District
以下、大変参考になった資料へのリンクです。
ブログ『タイの人びと、タイの街角』
これは、写真もきれいですし、何年も通っておられるらしく、祭りの構造への考察も深いです。
論文『ワタナタムとは何か・・・東北タイ・ダーンサイの霊媒の問い』
(『アジア太平洋討究』No.17より)
著者のレヌカー・Mさんも、かなり長期間、ダーンサイに通っておられるようで、霊媒へのインタビューはとても興味深かったです。
この論文、まだ続きがあるようで、たぶんそこでピーターコン祭りについての考察がありそうな予感。楽しみです。
2013年03月21日
タイのドラえもん
日本のキャラクターものって、かなりタイに浸透している様子でしたよね。ということで、ちょっと小休止で、日本のキャラクターINタイランド、のお話。
これは、タイ北東部(イサーン地方)ではありませんが、、、。
タイ中部、バンコクの西にあるアンパワという水の都を守っていたウルトラマン。
こちらも同じく、アンパワの町のホテルで使っていたコップ。
こちらは、戻ってタイ北東部(イサーン地域)のダーンサイ地区、ピーターコン祭りの風景です。
おや、これも、日本のあの有名キャラ、、、
キャラものにうといので、モロパクリなのか、微妙にオリジナルなのかよくわかりませんが。
ちなみに、ドラえもんは、、、
タイでも大人気のようですよ。
そういえば、これは前に紹介した写真ですが、チェンカーンの市場の食堂のテーブルクロス。
明日は、お祭りの話に戻ります。
たぶん。
2013年03月20日
イサーン音楽「モーラム」の洗礼
この写真、解説は後程、、、、、。
さて、お祭り二日目。今日もちょっと変化球で、2日目のショーの写真を紹介しつつ、ちょっとタイの旅で出会った音楽の話もしてみます。
ダーンサイの町の真ん中には大きな広場があるのですが、そこに巨大なステージができ、さらに道もつぶして平場の演技スペースができ、そこをちょっと見下ろす感じで階段状に観客席が作られます。
この日は、仮面コンテストの決勝。しかし、人がすごすぎて何をやっているのか、いまいちよくわかりません。
こうした舞いや、
例の巨大な精霊も参加する舞いなどが行われていたようです。
テレビ中継用のクレーンカメラ。
暑いので、傘をさしてますね、、、、、(笑)
きっと、地元的には目玉の見世物なのでしょうが、私にはちょっとゆるすぎたので、このメインステージは早々に引き揚げてしまいました。
メインステージの傍らには、バンド(音大の学生さんらしい)がいて、出しものの合間に演奏をしてくれそうな気配。
代表のおっちゃんのあいさつなどがあり、待つ待つ。けっこう長く待つ。
まあ、左の女の子の顔を見てわかるとおり、退屈、、、、、
しかし、音楽が始まると、
YOUTUBEの画像に飛びます
ゆったりしたグルーヴ。
いや、でも演奏はゆるくて楽しかったですよ。
あれ、ここまでちょっとさめたふうに書いてしまった気がしますが、実は私、この音楽を聴いて大興奮でした。
そして、この出会いが実は今まであとを引いているのです。
この写真、見てください。
旅の途中のセブンイレブンで買った大量のCDやMP-3音源です。
とりあえず10枚ぐらい買ったかな。MP3の50曲入りで320バーツ、だいたい1000円。CDはもっと安いです。
しかし、MP-3のディスクだと、100曲入りなんてザラ。
局名も歌手も、一言も読めないし。
これを2,3か月かけて聞いているうちに、次第にタイの音楽にはまっていくことになったのです。
でも、一口にタイの音楽と言ってももちろんすごくバリエーションがあります。
一曲一曲聞きながら、好きな曲を探すという、実に、大変なことになってしまっていました。
実は、このCDの山、ほとんどがはずれ、、、、、、
でも、聞いていると好きな曲がポツポツ見えてきます。
そうすると、自分がどんな傾向の曲が好きか、好みが出来上がってきます。
今、「好みが出来上がってきます」と書きましたが、まさにそう。
タイの音楽なんてまとめて聞いたことは当然ないので、最初はどんな音楽がいいのか、自問自答しながらきいていくわけです。
「このダンスミュージック、ちょっと機械っぽすぎてかっこわるい」、とか。「キーボードの音色が古いね」、とか、「メロディに工夫がない」とか。
でも、そんなNG曲の中に、時々、聞いたこともないような不思議なメロディー回しや、歌謡曲のバックに民族楽器が伝統のメロディーもそのまま鳴ったり、言葉の響きが耳に心地よい歌手を見つけたり、、、、、。
そうやって自分が好きなジャンルが見えてくると、自分が好きなのは、ダンス音楽でも、ポップスでも、あと都市部の流行音楽「ルークトゥン」でもなくて、、、、、
タイ北東部イサーンを中心とする「モーラム」が好きということがわかってきました。
「モーラム」ならこんな歌手がオススメ!みたいな話もいつか書きたいのですが、まだまだ手探り状態で、一言で「モーラム」と言ってもまだ全然全貌が見えていない状況です。だいぶ先のことになりそうです。
ただ、そう思うと、バンコクからもろもろう余曲折はありつつ、タイ北東部で終わったこの旅、イサーン文化に出会うための旅だったということもできなくはないですね。
2013年03月19日
タイの屋台スペシャル(お祭り2日目)
いないいない、、、、、
バア!
というわけで、お祭りはいよいよ本番。
2日目は、朝からいろいろな仮面をかぶって練り歩くのですが、
こんな様子は1日目の紹介でかなりお見せしたので、今日はお祭りに集まるお店に注目してみましょう。
虫の屋台。これは先日紹介しましたよね。
風船売り。子供たちに人気でした。
というか、お祭りに来たお父さんたち、日本よりもずいぶん子供に甘いような。
結構売れていたようでした。
あやしいお面のおみやげ。
これは????
これ、スシ、ですよね???これも大人気でした。
これは屋台、ではないですが、しっかり犬が寄付バケツを咥えていますから、、大道芸みたいなもの?
これは、射的。
日本のあのキャラクターやあのキャラクターに似ていたりするので、ちょっとムフフです。
さて、お祭りのようす、明日も続きます。
2013年03月18日
精霊たちの登場(お祭り初日その2)
続きです。

霊媒師の家での祈祷の後、家の外に現れた親子3人の精霊です。
というわけで、大きく言えば、
まずはお寺で仏様に精霊が街に入る許可をもらい、
そのあと霊媒の家での祈祷を経て、精霊がうごめきだす、、、というストーリーのようですね。
関係ないけど、このおへそあたりがのぞき穴になっているよう。

おまわりさん、この穴にガムを入れてあげてました。
知り合いだったのかな??
この人はお父さんですが、あと、お母さんと子どもの精霊の3人家族です。
これ、YOUTUBEに上げた画像を見てください。

建物の中でお祈りしていたおばさんたちも外に出てきて、踊りだしました。
演奏しているのは、、、、、

どっかでみたことあるおじさんたち。このひとたちは、ほら先日の、、、


↑
先日出会った、自動車工場で演奏の練習をしていたおっちゃんたちじゃないですか。

みんないい調子ですね。
というか、このおっちゃんたちは、ダーンサイの行列の音楽を仕切る、えらい楽隊だったんです。

やがて、踊りのおばちゃん、親子3人の精霊の人形、例のおっちゃんたちの演奏のもと、行列は寺へ向かってぞろぞろ動き出しました。
霊媒の家に集まってきた精霊たちを、このパレードで町の中心に呼び込むということでしょう。

大通りはパレードのせいで大渋滞。とにかく道いっぱいにパレードが広がっているんで、ダーンサイの中心部はまったく車が止まってしまった状態。
でも、みんなイライラしてクラクションを鳴らすような人はいません。

このころから、異形の怪物たちが続々と現れ始めました。

おちんちんの形の木を持って、会う人ごとにポーズ。

水牛を引く精霊。

イノシシ?

親子の精霊(笑)。



こんな、普段は自家用に使っているような車をデコレーションして、山車もたくさん出ていました。

この人は、もしかしたら観客なのかもしれません???

というわけで、観光パンフレットなんかでは、ピーターコン祭りといえばこのような「蒸し器+ヤシの葉」の仮面の精霊ばかりが紹介されているのですが、実はいろんな精霊がごっちゃになって練り歩いていたのです。
これも参考資料によると、
「プラ・ウェスを街に連れてくるのは4つのパレードである。ブッダのイメージのパレード、4人の僧侶のパレード、
竹ロケットに乗ったグアン神のパレード(この中に、ピーターコン・ノイ、ピーターコン・ヤイ、ジャングルの種族、
豊穣の象徴:水牛、漁網を持った男、竹の皿を持った男、カイコの飼育、などなど」
いろんな種類の精霊が、ぐちゃぐちゃになって行列するのが面白いですし、さっきの交通渋滞もそうだけど、そうなってしまうこと自体を楽しむ、、、というより、もっと積極的にその混沌を享受している感じ。オトナだなあ。
さっきいたバナナを葉っぱをつけて体を黒く塗った人たちは、ジャングルの種族の役だったのかな?

10時ごろからは、衣装コンテストみたいなものも始まり、ここらへんからはかなりアナーキーな状態に突入していきます。
まだ午前中なんですが、ここでまつり初日はひとだんらくして、一日中こうした仮面の人たちが練り歩く状態が続きます。
数日前、まだ静かなダーンサイを見ていただけに、精霊たちが町にあふれたときの雰囲気の変わりようと、町の人たちのそれを待ちわびていた感じがいい。なんというか、胸をつきます。ジーンとしてくる。
というわけで、この日はこれでおしまい。次の日、いよいよ祭り本番は、明日リポートします。
霊媒師の家での祈祷の後、家の外に現れた親子3人の精霊です。
というわけで、大きく言えば、
まずはお寺で仏様に精霊が街に入る許可をもらい、
そのあと霊媒の家での祈祷を経て、精霊がうごめきだす、、、というストーリーのようですね。
関係ないけど、このおへそあたりがのぞき穴になっているよう。
おまわりさん、この穴にガムを入れてあげてました。
知り合いだったのかな??
この人はお父さんですが、あと、お母さんと子どもの精霊の3人家族です。
これ、YOUTUBEに上げた画像を見てください。
建物の中でお祈りしていたおばさんたちも外に出てきて、踊りだしました。
演奏しているのは、、、、、
どっかでみたことあるおじさんたち。このひとたちは、ほら先日の、、、
↑
先日出会った、自動車工場で演奏の練習をしていたおっちゃんたちじゃないですか。
みんないい調子ですね。
というか、このおっちゃんたちは、ダーンサイの行列の音楽を仕切る、えらい楽隊だったんです。
やがて、踊りのおばちゃん、親子3人の精霊の人形、例のおっちゃんたちの演奏のもと、行列は寺へ向かってぞろぞろ動き出しました。
霊媒の家に集まってきた精霊たちを、このパレードで町の中心に呼び込むということでしょう。
大通りはパレードのせいで大渋滞。とにかく道いっぱいにパレードが広がっているんで、ダーンサイの中心部はまったく車が止まってしまった状態。
でも、みんなイライラしてクラクションを鳴らすような人はいません。
このころから、異形の怪物たちが続々と現れ始めました。
おちんちんの形の木を持って、会う人ごとにポーズ。
水牛を引く精霊。
イノシシ?
親子の精霊(笑)。
こんな、普段は自家用に使っているような車をデコレーションして、山車もたくさん出ていました。
この人は、もしかしたら観客なのかもしれません???
というわけで、観光パンフレットなんかでは、ピーターコン祭りといえばこのような「蒸し器+ヤシの葉」の仮面の精霊ばかりが紹介されているのですが、実はいろんな精霊がごっちゃになって練り歩いていたのです。
これも参考資料によると、
「プラ・ウェスを街に連れてくるのは4つのパレードである。ブッダのイメージのパレード、4人の僧侶のパレード、
竹ロケットに乗ったグアン神のパレード(この中に、ピーターコン・ノイ、ピーターコン・ヤイ、ジャングルの種族、
豊穣の象徴:水牛、漁網を持った男、竹の皿を持った男、カイコの飼育、などなど」
いろんな種類の精霊が、ぐちゃぐちゃになって行列するのが面白いですし、さっきの交通渋滞もそうだけど、そうなってしまうこと自体を楽しむ、、、というより、もっと積極的にその混沌を享受している感じ。オトナだなあ。
さっきいたバナナを葉っぱをつけて体を黒く塗った人たちは、ジャングルの種族の役だったのかな?
10時ごろからは、衣装コンテストみたいなものも始まり、ここらへんからはかなりアナーキーな状態に突入していきます。
まだ午前中なんですが、ここでまつり初日はひとだんらくして、一日中こうした仮面の人たちが練り歩く状態が続きます。
数日前、まだ静かなダーンサイを見ていただけに、精霊たちが町にあふれたときの雰囲気の変わりようと、町の人たちのそれを待ちわびていた感じがいい。なんというか、胸をつきます。ジーンとしてくる。
というわけで、この日はこれでおしまい。次の日、いよいよ祭り本番は、明日リポートします。
2013年03月17日
夜明け前から。(お祭り初日その1)
宿を出たのは3時でした。お祭りは、朝の4時から始まるからです。

お寺には、すでに何人か人がいました。


写真の奥の方、仏様に向かって右側にはちょっとした台が作ってあります。ここで、10人ぐらいのお坊さんが、長い一本の紐を手にして(結界でしょうか)祈ります。式は厳粛かというと、ちょっと足がしびれた風のおぼうさんが、自分のお経の番が終わると足を崩したりして、わりとのどかな感じ。
ところが、私は後で知ったのですが、町のみなさんの多くは、別なところ(霊媒の家?)ですでに集まって、4時に寺にやってくるという段取りのようです。

静かな寺が、突然にぎやかになってきました。


一同は、川に向かっていきます。

寺にほど近いムン川に面して建てられた祈祷小屋で、お祈りが始まりました。
しばらくすると、川におじさんが入っていきます。
「これかぁ?」「違うよ」「じゃあ、これかあ」
みたいな掛け合いの末、川からこぶし大の石を拾ってあがってきます。

カゴの中に石が入っています。この石に、プラ・ウッパクットという水の神様が宿っているのだそうです。

その大切な石を捧げ、お祈りしたおじさんを先頭に、再び寺へ向かいます。
(儀式の手順としては、フォン・チャイ寺のウッパクットホールに、プラ・ウッパクットを安置するらしいのですが、ここはよくわかりませんでした。)


寺の四隅に作られた祭壇でプラ・ウックパットへの祈りがはじまりました。各隅で4回行われます。
各お祈りが終わるごとに、ライフルをもったおじさんによって、ドカーン、と空砲(?であってほしい)が鳴らされます。
これで、朝の行事は一区切り、と思ったら、、、、

子供たちが集まっていて、、、、、、

境内の広場で踊りだしました。かわいかったのですが、
こちら、YOUTUBEに上げた映像です。
ここでちょっと地元の人が大声を出してののしっているのを見てしまいました。
なんでも、正式の祭事では、まだ仮面の精霊は登場してはいけない時間なんだとか。
タイの観光局はピーターコン祭りに力を入れているし、地元の人の中でも祭りをさらに知ってもらいたいというひともいます。
どこでも、伝統的な祭礼を保存する動きと、なるべく広範にPRしたい動きは、相反してしまうこともあるんでしょうね。


この日は、タイのテレビ局も取材をしていたようで、(おそらく行政側の)責任者がインタビューに応じていました。

朝6時、明るくなると、托鉢が始まりました。

このお坊さん、サングラスなんかかけてワルそうですが、列の先頭を歩いておられるので、偉い人なんでしょう。

8時半。精霊に祈る、バーシーという儀式が、町の男性霊媒であるチャオ・フォー・クワンの家で始まっていました。
家とは言っても、ご覧のとおり100人以上が座れる、ほとんど集会場のような立派な高床式の家です。
奥の方で儀式を行っているようでしたが、詳細はわからず。

お祈りが進み、歌を歌ったりしているうち、果物や食事がまわされます。
このころ、外が騒がしいなあ、と思っていってみると、、、

屋敷の外では、精霊たちがうごめきはじめていました。
お寺には、すでに何人か人がいました。
写真の奥の方、仏様に向かって右側にはちょっとした台が作ってあります。ここで、10人ぐらいのお坊さんが、長い一本の紐を手にして(結界でしょうか)祈ります。式は厳粛かというと、ちょっと足がしびれた風のおぼうさんが、自分のお経の番が終わると足を崩したりして、わりとのどかな感じ。
ところが、私は後で知ったのですが、町のみなさんの多くは、別なところ(霊媒の家?)ですでに集まって、4時に寺にやってくるという段取りのようです。
静かな寺が、突然にぎやかになってきました。
一同は、川に向かっていきます。
寺にほど近いムン川に面して建てられた祈祷小屋で、お祈りが始まりました。
「これかぁ?」「違うよ」「じゃあ、これかあ」
みたいな掛け合いの末、川からこぶし大の石を拾ってあがってきます。
カゴの中に石が入っています。この石に、プラ・ウッパクットという水の神様が宿っているのだそうです。
その大切な石を捧げ、お祈りしたおじさんを先頭に、再び寺へ向かいます。
(儀式の手順としては、フォン・チャイ寺のウッパクットホールに、プラ・ウッパクットを安置するらしいのですが、ここはよくわかりませんでした。)
寺の四隅に作られた祭壇でプラ・ウックパットへの祈りがはじまりました。各隅で4回行われます。
各お祈りが終わるごとに、ライフルをもったおじさんによって、ドカーン、と空砲(?であってほしい)が鳴らされます。
これで、朝の行事は一区切り、と思ったら、、、、
子供たちが集まっていて、、、、、、
境内の広場で踊りだしました。かわいかったのですが、
こちら、YOUTUBEに上げた映像です。
ここでちょっと地元の人が大声を出してののしっているのを見てしまいました。
なんでも、正式の祭事では、まだ仮面の精霊は登場してはいけない時間なんだとか。
タイの観光局はピーターコン祭りに力を入れているし、地元の人の中でも祭りをさらに知ってもらいたいというひともいます。
どこでも、伝統的な祭礼を保存する動きと、なるべく広範にPRしたい動きは、相反してしまうこともあるんでしょうね。
この日は、タイのテレビ局も取材をしていたようで、(おそらく行政側の)責任者がインタビューに応じていました。
朝6時、明るくなると、托鉢が始まりました。
このお坊さん、サングラスなんかかけてワルそうですが、列の先頭を歩いておられるので、偉い人なんでしょう。
8時半。精霊に祈る、バーシーという儀式が、町の男性霊媒であるチャオ・フォー・クワンの家で始まっていました。
家とは言っても、ご覧のとおり100人以上が座れる、ほとんど集会場のような立派な高床式の家です。
奥の方で儀式を行っているようでしたが、詳細はわからず。
お祈りが進み、歌を歌ったりしているうち、果物や食事がまわされます。
このころ、外が騒がしいなあ、と思っていってみると、、、
屋敷の外では、精霊たちがうごめきはじめていました。
2013年03月16日
タイ北東、イサーン料理屋台を味わう
いよいよ、タイ北東部ダーンサイ Dan Sai の町のお祭り「Phi Ta Khon ピーターコン祭り」の前日。
街にはいろんな屋台が出始めていました。
これは、切り飴の屋台。
換気扇がついた炭火焼屋台。初めて見るスタイルですが、辺りにおいしそうな香りをものすごい勢いでまき散らしていました。
これ、、、、食べたんだけど味を忘れちゃった、、、、、、、
たぶん、ひき肉をギョーザの皮みたいなものに包んだ焼き物です。
ガイヤーン、鶏肉のスパイス焼。結構量があります。
これ、先日も書いたんですが、食べなくて後悔しています。イサーン(タイ北東部)の名物料理の一つだった、、、、、。
そうして町を巡り歩くうちに、お気に入りの店が見つかりました。
店名が読めません、、、、
場所は、市場の向かいがわ、やや南にあります。イサーン料理のお店です。
鳥手羽。実はこれ、さっき外の屋台で買ったのをお皿に乗っけてくれました。
ラープ、ひき肉の炒め物。ごはんはもち米です。
みんな非常に辛いんですが、ハーブの香りや酸味もそれにまけないぐらいはっきりしていて、さっぱり感があっていくらでもビールが進んでしまいます。
あんまりおいしかったんで、別な日にもこのお店に行って、頼んだのがこちら。
イサーン料理って、辛いんですけどけっこう野菜が多く、しかも食べるときに自分でトッピングで野菜を入れたりするので、意外とヘルシーな印象があります。
これは別なお店です。バスターミナル、なのかな。車がたまる広場の近くにある、カレー屋さん。
たくさんの種類のカレーの中から、指差すと注いでくれます。
テイクアウトはポリ袋で!これは地元のおばちゃんが買っているところを撮りました。
奥にはテーブルもあるので、ゆっくり食べることができます。
ここまで紹介したごはん、だいたい一人前30~50バーツ(100~150円)ぐらい。
ちょっと軽めだけど、いろんなバリエーションがあるので、お昼を食べた後ちょっと歩くと、また別な一皿が欲しくなったりして。
これは、さらに南に行ったあたりの屋台の裏の風景です。
軒下に巨大な中華鍋があって、油がグツグツいっていました。これは、、、、
イサーンでは虫も貴重なタンパク源。
というか、おっちゃんや女の子が、ちょっとずつ買っておいしそうに食べていました。
私は食べる勇気がでず、、、、。
最後はデザートといきましょう。
ゼリーたっぷりの甘いジュースなんですが、いろんな具が選べ、ほしいだけ入れてくれるので、ほとんどスイーツ。
高校生ぐらいの女の子が、いろいろ注文を付けてワイワイ買っていました。
これは別の日の別な店で買ったジュースです。
こんなふうに、持ち手と、カップの上だけを支える不思議な形のビニールをつけてくれました。
これはなかなかいい工夫!
片手で持ち運ぶのにすごく便利なので、日本にもあったらいいのに、と思いました。
ということで、駆け足でイサーン料理、というかほとんど屋台と安食堂だけですけど、をご紹介しました。
次回から、いよいよお祭りの話に取り掛かろうかな、、、、、、。
2013年03月16日
動画テストページ
旅の動画の上げ方がわからなくて、四苦八苦。
これ、テストページにさせてください。
やり方がわかったら、関係するページに埋め込んでいきますので。
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ダーンサイの楽団の練習風景
ダーンサイの楽団の練習風景、別ページ
ダーンサイの楽団の練習風景、リンク先
http://youtu.be/xUApa9QBsNk
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これ、テストページにさせてください。
やり方がわかったら、関係するページに埋め込んでいきますので。
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ダーンサイの楽団の練習風景
ダーンサイの楽団の練習風景、別ページ
ダーンサイの楽団の練習風景、リンク先
http://youtu.be/xUApa9QBsNk
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2013年03月15日
ざわめく町。
祭り前日、Dan Saiにつくと、町はすでにざわざわしていました。
ダーンサイという街、数日前に訪れたときとくらべると、徐々に、お祭りに向かって変わりつつあるようです。
本当はすごく静かなところですけどね、このお祭りの時期以外は。
とりあえず、町の様子を見ようと、祭りの中心となるPhon-Chai Temple (フォンチャイ寺)のそばのメインストリートを一回りしてみました。
フォンチャイ寺の境内には舞台がしつらえてあったり、、、、準備が進んでいます。
境内へ入り、お寺を通り過ぎると、同じ敷地内にピーターコン博物館があります。
ここは通年開館。
もちろん精霊たちが出迎えてくれます。
中にはこんな展示も。これ、お面の構造を示す展示でここは顔の部分です。ヤシの「枝皮」と、、、、
この頭の部分は、お米を蒸す竹かごです。
ほら、これは先日チェンカーンの市場で見た、、、
まさにこの蒸し器。
すごく身近なもので、異形の面が出来てるのが面白い。
さて、さらに時間が余ってしまったので宿に戻ると、中国の大学生と、、、、あと、シンガポール、だったっけなぁ、から来たご夫婦の3人組に遭遇。
すみません、みなさんと写真撮るのを忘れてたので、顔ナシ。。。。
この3人から、明日以降のお祭りの詳細が書かれたパンフを見せてもらいました。
おお、明日は朝4時から「プラ・ウパクート」の召喚の儀式があるみたいですね。
これはすごくいい情報!
ほかの記述も、有用ですよ!
なんて情報交換をしつつ、暇だし暑いし、だら~~~。
せっかくなので、お寺に参ろうということになりました。
Prathat Si Song Rakというお寺です。
今調べたら白い仏塔が有名なんだそうですが、この時は気づかず。
あと、恋愛成就の神様でもあるそうで。出雲大社みたいですね。
今思えば、仏塔とか仏像とかも有名だったわけで、なんとなく一周して終わってしまったのが、もったいなかったなあ。
お寺の帰り、4人でレストランに入って、きしめんより広い、でも食感は不思議に似ている麺でおなかを満たしました。
一回りしてくると、、、、
これは、郵便局や市場の近くの広場ですが、ステージができていたり。
この日は、地元の高校生(?)のプレイベントで、ダンスや演奏などが披露されていました。
こんなのを見ると、いやがおうにも気持ちが盛り上がってきます。
というわけで、続きはまた明日。