2013年03月17日
夜明け前から。(お祭り初日その1)
宿を出たのは3時でした。お祭りは、朝の4時から始まるからです。

お寺には、すでに何人か人がいました。


写真の奥の方、仏様に向かって右側にはちょっとした台が作ってあります。ここで、10人ぐらいのお坊さんが、長い一本の紐を手にして(結界でしょうか)祈ります。式は厳粛かというと、ちょっと足がしびれた風のおぼうさんが、自分のお経の番が終わると足を崩したりして、わりとのどかな感じ。
ところが、私は後で知ったのですが、町のみなさんの多くは、別なところ(霊媒の家?)ですでに集まって、4時に寺にやってくるという段取りのようです。

静かな寺が、突然にぎやかになってきました。


一同は、川に向かっていきます。

寺にほど近いムン川に面して建てられた祈祷小屋で、お祈りが始まりました。
しばらくすると、川におじさんが入っていきます。
「これかぁ?」「違うよ」「じゃあ、これかあ」
みたいな掛け合いの末、川からこぶし大の石を拾ってあがってきます。

カゴの中に石が入っています。この石に、プラ・ウッパクットという水の神様が宿っているのだそうです。

その大切な石を捧げ、お祈りしたおじさんを先頭に、再び寺へ向かいます。
(儀式の手順としては、フォン・チャイ寺のウッパクットホールに、プラ・ウッパクットを安置するらしいのですが、ここはよくわかりませんでした。)


寺の四隅に作られた祭壇でプラ・ウックパットへの祈りがはじまりました。各隅で4回行われます。
各お祈りが終わるごとに、ライフルをもったおじさんによって、ドカーン、と空砲(?であってほしい)が鳴らされます。
これで、朝の行事は一区切り、と思ったら、、、、

子供たちが集まっていて、、、、、、

境内の広場で踊りだしました。かわいかったのですが、
こちら、YOUTUBEに上げた映像です。
ここでちょっと地元の人が大声を出してののしっているのを見てしまいました。
なんでも、正式の祭事では、まだ仮面の精霊は登場してはいけない時間なんだとか。
タイの観光局はピーターコン祭りに力を入れているし、地元の人の中でも祭りをさらに知ってもらいたいというひともいます。
どこでも、伝統的な祭礼を保存する動きと、なるべく広範にPRしたい動きは、相反してしまうこともあるんでしょうね。


この日は、タイのテレビ局も取材をしていたようで、(おそらく行政側の)責任者がインタビューに応じていました。

朝6時、明るくなると、托鉢が始まりました。

このお坊さん、サングラスなんかかけてワルそうですが、列の先頭を歩いておられるので、偉い人なんでしょう。

8時半。精霊に祈る、バーシーという儀式が、町の男性霊媒であるチャオ・フォー・クワンの家で始まっていました。
家とは言っても、ご覧のとおり100人以上が座れる、ほとんど集会場のような立派な高床式の家です。
奥の方で儀式を行っているようでしたが、詳細はわからず。

お祈りが進み、歌を歌ったりしているうち、果物や食事がまわされます。
このころ、外が騒がしいなあ、と思っていってみると、、、

屋敷の外では、精霊たちがうごめきはじめていました。
お寺には、すでに何人か人がいました。
写真の奥の方、仏様に向かって右側にはちょっとした台が作ってあります。ここで、10人ぐらいのお坊さんが、長い一本の紐を手にして(結界でしょうか)祈ります。式は厳粛かというと、ちょっと足がしびれた風のおぼうさんが、自分のお経の番が終わると足を崩したりして、わりとのどかな感じ。
ところが、私は後で知ったのですが、町のみなさんの多くは、別なところ(霊媒の家?)ですでに集まって、4時に寺にやってくるという段取りのようです。
静かな寺が、突然にぎやかになってきました。
一同は、川に向かっていきます。
寺にほど近いムン川に面して建てられた祈祷小屋で、お祈りが始まりました。
「これかぁ?」「違うよ」「じゃあ、これかあ」
みたいな掛け合いの末、川からこぶし大の石を拾ってあがってきます。
カゴの中に石が入っています。この石に、プラ・ウッパクットという水の神様が宿っているのだそうです。
その大切な石を捧げ、お祈りしたおじさんを先頭に、再び寺へ向かいます。
(儀式の手順としては、フォン・チャイ寺のウッパクットホールに、プラ・ウッパクットを安置するらしいのですが、ここはよくわかりませんでした。)
寺の四隅に作られた祭壇でプラ・ウックパットへの祈りがはじまりました。各隅で4回行われます。
各お祈りが終わるごとに、ライフルをもったおじさんによって、ドカーン、と空砲(?であってほしい)が鳴らされます。
これで、朝の行事は一区切り、と思ったら、、、、
子供たちが集まっていて、、、、、、
境内の広場で踊りだしました。かわいかったのですが、
こちら、YOUTUBEに上げた映像です。
ここでちょっと地元の人が大声を出してののしっているのを見てしまいました。
なんでも、正式の祭事では、まだ仮面の精霊は登場してはいけない時間なんだとか。
タイの観光局はピーターコン祭りに力を入れているし、地元の人の中でも祭りをさらに知ってもらいたいというひともいます。
どこでも、伝統的な祭礼を保存する動きと、なるべく広範にPRしたい動きは、相反してしまうこともあるんでしょうね。
この日は、タイのテレビ局も取材をしていたようで、(おそらく行政側の)責任者がインタビューに応じていました。
朝6時、明るくなると、托鉢が始まりました。
このお坊さん、サングラスなんかかけてワルそうですが、列の先頭を歩いておられるので、偉い人なんでしょう。
8時半。精霊に祈る、バーシーという儀式が、町の男性霊媒であるチャオ・フォー・クワンの家で始まっていました。
家とは言っても、ご覧のとおり100人以上が座れる、ほとんど集会場のような立派な高床式の家です。
奥の方で儀式を行っているようでしたが、詳細はわからず。
お祈りが進み、歌を歌ったりしているうち、果物や食事がまわされます。
このころ、外が騒がしいなあ、と思っていってみると、、、
屋敷の外では、精霊たちがうごめきはじめていました。
Posted by しぞーか式。 at 23:30│Comments(0)
│イサーン式。