2009年05月15日

お茶づくり

もう先週のことだけど、、、、、
週末、妻の知り合いのお茶農家へ遊びに行った。

とりあえず一番茶が一段落して、ほっとしたというところだそうで。
お疲れさまでした。

お茶づくり
(最近よく山道をドライブする事があるのだが、ほんとにどこでも第二東名が見える。)

この日は、簡単なお茶作りをして遊ぼうということで、何家族かが集まった。
まずは、お茶の葉っぱを手摘みする。
青い香りが広がって、プチ、プチ、と取る。

お茶づくりお茶づくり

子ども達には、お茶は「二葉一芯」(葉っぱ2枚と芯1つ)、と言ってはあるが、お構いなし。

お茶づくり
見ると、ものすごく硬い枝まで入っている。
これでお茶をつくるんだけどなあ、と、後の作業が心配になりつつ、とりあえずお茶摘み終了!

お茶づくり
続いて、庭先に出したホットプレートでお茶の葉を炒る。
ところが、生の葉っぱは、満遍なく加熱するのがすごく難しかった。

炒めているうちに、すぐ半焦げになったり、カリカリに乾燥したり。
まあ、これだけの分量なので、だめになっちゃったのは手で捨てていく。

お茶づくり
火が通ったら、今度はもむ作業。
もむことで、葉っぱの細胞を壊して、あとでお湯を注いだときにお茶の成分が出やすくなるという。
少しもんでいると、お茶の水分がじわーっと出てくる。
そうしたら、湿った葉っぱをまた炒って、そしてまた揉んで。
3回ぐらい繰り返した。

お茶づくり

なんだか、お茶になってきた!

およそ1時間後、乾燥させて、完成。
早速淹れてみよう!

お茶づくり

・・・・・・・・わくわく。

お茶づくり

できた!

青い新茶の香りがした。
ちょっと加熱しすぎたのか、若干ほうじ茶系の香りもするけど、、、、。

でも、旨みもしっかり、渋みもそこそこあって、おいしいお茶に仕上がった。



お茶づくり
この日は、同じお茶(べにふうき)で作った紅茶も頂いた。

お茶を摘んだ後、1日放置してから同じように作ると、色も香りも全然違うものになる。

なんでも、お茶の葉の中には酵素が含まれていて、生の状態だとどんどん発酵が進む。
だから、緑茶は積んだあとすぐに加熱し、酵素を止めるので生の葉の味わいが残る。一方、紅茶は、生の葉っぱのまま保存している間に葉っぱの中の発酵が進んで、紅茶になるのだという。
この発酵の度合いが、緑茶と紅茶の中間ぐらいなのがウーロン茶なのだそうだ。

お茶づくり
子どもそっちのけで大人が盛り上がった一日だった。



お茶づくり

下の男の子は、待っている間に喧嘩していた。
まあ、子どもは子どもでいろいろあるんだ。
お茶づくり



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Posted by しぞーか式。 at 21:18│Comments(0)しぞーかに暮らす
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