2009年05月06日
グルメは黙って、、、、
わが家のゴールデンウイークの恒例行事。
竜爪(りゅうそう)まで新茶を買いに行ってきた。
竜爪は静岡の街から車で30分ぐらいの山間の地域だ。
山道を行くと、いつもの直売所がある。
販売所は茶工場に隣接したプレハブだ。

川のせせらぎがうるさいぐらい聞こえる、静かで空気がきれいな場所だ。
山間の場所なので、湿気があり、強い風はない。お茶作りには最適な場所だ。
竜爪地区は、いいお茶は出来るのだけど、生産量が少ないので、ほとんどが地元近隣と直販で捌けてしまって、県外には知られていないらしい。

直売所の外に準備されていたのは、深蒸しのお茶。
おすし屋さんで出るような、粉がたくさん出るお茶。こういうのも作るんだなあ。
でも、竜爪地区のメインは、蒸しの浅い、若々しい香りのするお茶だ。

写真で見る通り、深蒸しに慣れた人にはちょっと色が薄めに見えるかもしれないが、香りは強い。
今年は青い香りはやや抑え目だけど、強い香りのお茶が出来たようだ。
お茶の製造過程は私がウンチクを言えるほど単純なものではないので、ちょっと乱暴な説明になるかもしれないが。。。。。。
竜爪のお茶のウリは、お茶屋さんがかんでいないこと。
お茶屋さんだと、様々な個性のお茶をブレンドして、一定の味を作ったり、焙煎をしなおして「深蒸し」にしたりする。
竜爪で買うということは、毎年味が違うのは当然として、日によっても、かなりばらつきのあるお茶を買うことになる。
でも、もともと農産物ってそういうものなわけで。

今年は、ゴールデンウイーク前は晴天が続き、昨日今日と雨が続いた。
八十八夜をすぎるとお茶の価格が下がってしまうことはわかっている。
こうなると、お茶農家としては、若干芽が小さく、収量としては少なくても、雨が降る前にお茶を終わらせようとする。
県内の茶農家では全体そういう判断をしたようで、結果、県内の一番茶の生産量はかなり少なめのようだし、ほぼ収穫は終わってしまった。
竜爪地区でも、おとといで一番茶は終わったらしい。
で、そうすると、飲み手としては、今年はみるい(=柔らかい・小さい)芽で作ったおいしいお茶が安く手に入る当たり年ということになる。

100グラム1000円のは人気で一時的に売り切れているということだった。
800円のとどう違うんですか、と聞いたら、「収穫のタイミングとかで違うから、一概には言えないね」って売り場のおばちゃん。
うーん。正直だ。
外には看板が。

グルメは黙って飲んでいるらしいですよ、みなさん。
直売所は17日ごろまで営業予定だけど、売り切れれば閉店するかもしれないとのこと。
行くなら電話で確認を!
『竜爪茶業協同組合』
静岡市葵区平山617-1
054-266-2056
竜爪(りゅうそう)まで新茶を買いに行ってきた。
竜爪は静岡の街から車で30分ぐらいの山間の地域だ。
山道を行くと、いつもの直売所がある。
販売所は茶工場に隣接したプレハブだ。

川のせせらぎがうるさいぐらい聞こえる、静かで空気がきれいな場所だ。
山間の場所なので、湿気があり、強い風はない。お茶作りには最適な場所だ。
竜爪地区は、いいお茶は出来るのだけど、生産量が少ないので、ほとんどが地元近隣と直販で捌けてしまって、県外には知られていないらしい。

直売所の外に準備されていたのは、深蒸しのお茶。
おすし屋さんで出るような、粉がたくさん出るお茶。こういうのも作るんだなあ。
でも、竜爪地区のメインは、蒸しの浅い、若々しい香りのするお茶だ。

写真で見る通り、深蒸しに慣れた人にはちょっと色が薄めに見えるかもしれないが、香りは強い。
今年は青い香りはやや抑え目だけど、強い香りのお茶が出来たようだ。
お茶の製造過程は私がウンチクを言えるほど単純なものではないので、ちょっと乱暴な説明になるかもしれないが。。。。。。
竜爪のお茶のウリは、お茶屋さんがかんでいないこと。
お茶屋さんだと、様々な個性のお茶をブレンドして、一定の味を作ったり、焙煎をしなおして「深蒸し」にしたりする。
竜爪で買うということは、毎年味が違うのは当然として、日によっても、かなりばらつきのあるお茶を買うことになる。
でも、もともと農産物ってそういうものなわけで。

今年は、ゴールデンウイーク前は晴天が続き、昨日今日と雨が続いた。
八十八夜をすぎるとお茶の価格が下がってしまうことはわかっている。
こうなると、お茶農家としては、若干芽が小さく、収量としては少なくても、雨が降る前にお茶を終わらせようとする。
県内の茶農家では全体そういう判断をしたようで、結果、県内の一番茶の生産量はかなり少なめのようだし、ほぼ収穫は終わってしまった。
竜爪地区でも、おとといで一番茶は終わったらしい。
で、そうすると、飲み手としては、今年はみるい(=柔らかい・小さい)芽で作ったおいしいお茶が安く手に入る当たり年ということになる。

100グラム1000円のは人気で一時的に売り切れているということだった。
800円のとどう違うんですか、と聞いたら、「収穫のタイミングとかで違うから、一概には言えないね」って売り場のおばちゃん。
うーん。正直だ。
外には看板が。

グルメは黙って飲んでいるらしいですよ、みなさん。
直売所は17日ごろまで営業予定だけど、売り切れれば閉店するかもしれないとのこと。
行くなら電話で確認を!
『竜爪茶業協同組合』
静岡市葵区平山617-1
054-266-2056