2010年08月11日
当分
とある食堂の入り口に貼ってあった貼り紙。
当分っていつまで?
「閉めますのでお休みします」って、何にも理由を言ってないじゃん!
わりと気にいっているお店なのだけど、結構気まぐれなところがあるので、休みたい理由が気になってる。
お盆休みならいいんだけど、仕事に飽きちゃったのかな、なんて。
とりあえずお店を閉めたい気持ちはビンビン伝わってくるのだけれどね。
Posted by しぞーか式。 at
21:15
│Comments(0)
2010年08月10日
2010年08月09日
夏休みの子供
静岡市立美術館へ、矢野顕子のコンサートに行ってきた。
いろいろ言いたい気もするけど、言葉を尽くしたから伝わるものでもないような気もする。でもとにかく、矢野さんの表現者としての素晴らしさに圧倒された2時間だった。
まず何より、ピアノのドライブ感。低音でごりごりビートを刻んだり、コロコロとメロディーを歌ったり。
MCのときもずっとピアノを弾いているのだけれど、これがアドリブのはずなのに「矢野的」というしかない独特の和音展開で、『若いこだま』(矢野さんは、NHKのAM(!)で音楽番組を持っていたのだ。今調べたら1978年だって!)でピアノを弾きながら話していたのを思い出して思わずにやりとした。
でも、今日初めて矢野さんの演奏をライブを聞いて本当に驚いたのは、歌う曲の歌詞の一言一言が、実に見事にこちらのアタマの中にしみわたっていくこと。情景や、登場人物の感情までがスコンと伝わってくるのだ。
コンサートの冒頭は、季節柄夏のうた。
「Children In The Summer」「夏が終わる」「夏なんです」と、たたみかけるように。
一曲めの"Children In The Summer"(夏休みの子供)はもともとすごく好きな曲だった。
歌の季節は、まさに夏の真っ只中。夏休み、子供は思いっきり遊ぶ、思いっきり寝る。そして、いとこたちが遊びに来て、夏の終わりの別れに思いっきり泣く。
そんなふうに無防備にまっすぐに毎日を暮らしている子供の歌を聞いて、ちょっと涙があふれそうになった。これって、もらっちゃ王(6歳男子)そのものじゃないか。
今調べてみたら、この歌を初めて聴いたときはまだ子供がいなかったころ。だから、当時は自分の子供時代を振り返る曲だと思って聞いていたけど、ウン十年経った今日聞いているときはずーっともらっちゃ王の顔ばかり浮かんでいた。
曲は永遠だけど、こっちは歳取るんだよなあ。
このあとも、「いい子だね」という曲で、電車の連結部分の鉄板の上に叱られながらも立たずにいられない子供が登場した。横にいた妻が、終わった後でこっそり「これ、もらっちゃ王の歌だね」と言って笑っていた。
さて、そんなふうに久しぶりにコンサートを堪能したら、妻の携帯に留守電が入っている。「もらっちゃ王が、おなかがすいたって留守電入れてる」。
家には殿(高1女子。殿だけど女子)がいて、ごはんはまかせてあったはずだったので、急いで電話してみると、もらっちゃ王は号泣して話にならない。とるものもとりあえず急いで家に帰ると、もう足をバタバタさせて泣き喚いて、なんだかとってもすごいことになっていた。
もらっちゃ王、昨日は近くの友達の家に「いえで」という名の外泊をしてたのだけど、夜は興奮して眠れなかったので、今日は疲れの限界だったよう。とりあえず一緒におふろに入ったら機嫌は直ったけれど、コンサートを終えて私たちが帰るまでは、わめいたりして殿や姫(小4女子)に迷惑かけまくりで大変だったようである。
実は妻二人でコンサートに行くのなんて子供が生まれて以来なので、かれこれウン十年ぶり。だけど、やっぱりもらっちゃ王を考えるとちょっと早かったかなあ。
今、もらっちゃ王は、まさに「夏の子供」として全力で泣いたり笑ったりの毎日。こちとら、忙しい限りである。
いろいろ言いたい気もするけど、言葉を尽くしたから伝わるものでもないような気もする。でもとにかく、矢野さんの表現者としての素晴らしさに圧倒された2時間だった。
まず何より、ピアノのドライブ感。低音でごりごりビートを刻んだり、コロコロとメロディーを歌ったり。
MCのときもずっとピアノを弾いているのだけれど、これがアドリブのはずなのに「矢野的」というしかない独特の和音展開で、『若いこだま』(矢野さんは、NHKのAM(!)で音楽番組を持っていたのだ。今調べたら1978年だって!)でピアノを弾きながら話していたのを思い出して思わずにやりとした。
でも、今日初めて矢野さんの演奏をライブを聞いて本当に驚いたのは、歌う曲の歌詞の一言一言が、実に見事にこちらのアタマの中にしみわたっていくこと。情景や、登場人物の感情までがスコンと伝わってくるのだ。
コンサートの冒頭は、季節柄夏のうた。
「Children In The Summer」「夏が終わる」「夏なんです」と、たたみかけるように。
一曲めの"Children In The Summer"(夏休みの子供)はもともとすごく好きな曲だった。
歌の季節は、まさに夏の真っ只中。夏休み、子供は思いっきり遊ぶ、思いっきり寝る。そして、いとこたちが遊びに来て、夏の終わりの別れに思いっきり泣く。
そんなふうに無防備にまっすぐに毎日を暮らしている子供の歌を聞いて、ちょっと涙があふれそうになった。これって、もらっちゃ王(6歳男子)そのものじゃないか。
今調べてみたら、この歌を初めて聴いたときはまだ子供がいなかったころ。だから、当時は自分の子供時代を振り返る曲だと思って聞いていたけど、ウン十年経った今日聞いているときはずーっともらっちゃ王の顔ばかり浮かんでいた。
曲は永遠だけど、こっちは歳取るんだよなあ。
このあとも、「いい子だね」という曲で、電車の連結部分の鉄板の上に叱られながらも立たずにいられない子供が登場した。横にいた妻が、終わった後でこっそり「これ、もらっちゃ王の歌だね」と言って笑っていた。
さて、そんなふうに久しぶりにコンサートを堪能したら、妻の携帯に留守電が入っている。「もらっちゃ王が、おなかがすいたって留守電入れてる」。
家には殿(高1女子。殿だけど女子)がいて、ごはんはまかせてあったはずだったので、急いで電話してみると、もらっちゃ王は号泣して話にならない。とるものもとりあえず急いで家に帰ると、もう足をバタバタさせて泣き喚いて、なんだかとってもすごいことになっていた。
もらっちゃ王、昨日は近くの友達の家に「いえで」という名の外泊をしてたのだけど、夜は興奮して眠れなかったので、今日は疲れの限界だったよう。とりあえず一緒におふろに入ったら機嫌は直ったけれど、コンサートを終えて私たちが帰るまでは、わめいたりして殿や姫(小4女子)に迷惑かけまくりで大変だったようである。
実は妻二人でコンサートに行くのなんて子供が生まれて以来なので、かれこれウン十年ぶり。だけど、やっぱりもらっちゃ王を考えるとちょっと早かったかなあ。
今、もらっちゃ王は、まさに「夏の子供」として全力で泣いたり笑ったりの毎日。こちとら、忙しい限りである。
2010年08月08日
2010年08月07日
瞳の奥にある建築

東京国立近代美術館に行ってきた。。
さすが近代美術館、路上から既に現代アートだ。


館内では、「建築はどこにあるの~7つのインスタレーション~」の展示があった。


中村竜治さんの「とうもろこし畑」。
久しぶりに、立体写真で遊んでみた。立体視ができるかたはぜひ。
紙の細い軸を緻密に組み合わせて、ぼんやりとした量感が立ち上がる。軽やかさと、確固とした空間が両立するフシギな存在感。
さて、この展覧会、実は、クレジットさえきちんとすれば、館内の撮影は自由なのだ。
というわけで、もうひと作品。アトリエ・ワンの「まちあわせ」。
これは、、、、、立体視、できるものならどうぞ。


残念ながら8月8日までの展示だったのだけれど、、、、
建築はどこにあるかと聞かれれば、二つの瞳の間に立ち上がる、頭の中の空間の中にあるんだと思った。
2010年08月06日
シャッターの手前の無限

その逆に、シャッターを押し、写真に定着されたあとの、もうこの瞬間は二度と来ず、同じ写真は撮り得ず、このなかのごくわずかな要素すら変更不可能であるという痺れるほどの無力感。
なんて話を、この本を読みながら考えていた。
デリダが書いた、写真エッセイ。すごく短いけど、読み込もうとするとなかなかに骨な本。
Posted by しぞーか式。 at
23:50
│Comments(0)
2010年08月05日
遺伝する方向音痴
昨日は久しぶりに友人と痛飲して、なかなかに楽しい一夜だった。
我が家の姫(小4女子)と殿(高1女子。殿だけど女子)は、2人で出雲のおばあちゃんのところへ行くと張り切っている。
姫には何も心配していないけど、殿の父譲りの方向音痴は、とても先が思いやられる。
あれだったらもらっちゃ王(6歳男子)のほうが、はっきり言って百倍方向感覚は確かである。
我が家の姫(小4女子)と殿(高1女子。殿だけど女子)は、2人で出雲のおばあちゃんのところへ行くと張り切っている。
姫には何も心配していないけど、殿の父譲りの方向音痴は、とても先が思いやられる。
あれだったらもらっちゃ王(6歳男子)のほうが、はっきり言って百倍方向感覚は確かである。
Posted by しぞーか式。 at
22:39
│Comments(0)
2010年08月04日
学生時代の同僚と
今日はかなりの分量のお酒を飲んだ。例の学生時代の友人とお酒を飲んできたのだ。
学生時代に、男3人で一軒家を借りて自炊生活を送っていたのだけど、そのときの一人が、夏休みの一人旅の終わりに、静岡に遊びに来てくれたのだった。
おでんとかを食べつつ、友人とゆっくり話した。昔はけっこうキツいところもあった人なのだが、今やだいぶ落ち着きも出てきていた。ウン十年の時の経過は偉大だ。彼と話をしていると、そのウン十年の間に自分が何を失って、何を得たのか、改めて考えさせられた。
さて。
ふだんはかなりの大企業に勤めている彼。
彼によれば、いい年齢になったけど、結局許せないことは許せないし、自分が「許せない」と思うことは顔に出てしまうのは変えられなくて、それで損もしてきた。だけど、そこで嘘をつかないでいることで、会社の中での自分の立ち位置はしっかりしてきた、という。
丸くなったね、といったら、「妥協も上手になったから」と、彼。
彼の基準は、「同僚、後輩などが困ったり傷つきそうなら、いくらでもゆずる」、なんだって。その基準も彼らしかった。
学生時代に、男3人で一軒家を借りて自炊生活を送っていたのだけど、そのときの一人が、夏休みの一人旅の終わりに、静岡に遊びに来てくれたのだった。
おでんとかを食べつつ、友人とゆっくり話した。昔はけっこうキツいところもあった人なのだが、今やだいぶ落ち着きも出てきていた。ウン十年の時の経過は偉大だ。彼と話をしていると、そのウン十年の間に自分が何を失って、何を得たのか、改めて考えさせられた。
さて。
ふだんはかなりの大企業に勤めている彼。
彼によれば、いい年齢になったけど、結局許せないことは許せないし、自分が「許せない」と思うことは顔に出てしまうのは変えられなくて、それで損もしてきた。だけど、そこで嘘をつかないでいることで、会社の中での自分の立ち位置はしっかりしてきた、という。
丸くなったね、といったら、「妥協も上手になったから」と、彼。
彼の基準は、「同僚、後輩などが困ったり傷つきそうなら、いくらでもゆずる」、なんだって。その基準も彼らしかった。
Posted by しぞーか式。 at
23:21
│Comments(2)
2010年08月03日
にしやつま。
我が家では、西松屋を「にしやつま」いうのが流行っている、じゃなくてもう定着している。
たしか、言い始めたのはもらっちゃ王(当時は5歳男子)だった。
そのほかにも…
iPhoneは「あいぽん」だし、
動物園には「こりら」「しろうま」がいる。
響きで言葉を捉えるこの独特の感覚、字を覚えたらなくなってしまうんだろうか。もしそうなら、ちょっと残念。
たしか、言い始めたのはもらっちゃ王(当時は5歳男子)だった。
そのほかにも…
iPhoneは「あいぽん」だし、
動物園には「こりら」「しろうま」がいる。
響きで言葉を捉えるこの独特の感覚、字を覚えたらなくなってしまうんだろうか。もしそうなら、ちょっと残念。
Posted by しぞーか式。 at
22:54
│Comments(2)
2010年08月02日
2010年08月01日
いえでせっと
最近こっぴどく叱られることがあるもらっちゃ王(6歳男子)。叱られたあとに、すねてぷい、と出て行く日もあるらしい。まあ、大概は家の周りを一周すれば気が済むみたいだけど。
そんなとき、姫(小4女子
)に聞いたもらっちゃ王のマル秘情報。
もらっちゃ王は、家出セットを作っている!
ただし内容は全てオモチャ。あきれた姫は、隙間に服を詰めてあげたらしい。
うーん、それも微妙に違う気がする…。
そんなとき、姫(小4女子
)に聞いたもらっちゃ王のマル秘情報。
もらっちゃ王は、家出セットを作っている!
ただし内容は全てオモチャ。あきれた姫は、隙間に服を詰めてあげたらしい。
うーん、それも微妙に違う気がする…。
Posted by しぞーか式。 at
20:31
│Comments(0)