2009年06月06日
歴史になった『プロジェクトX』
昨日、御幸町図書館に行った。

そしたら、歴史の棚に『プロジェクトX』がずらりと並んでいた。
うーん、これも歴史書なのか。
・・・・そういわれるとそうかぁ。
でも、そうかもしれないけど、『プロジェクトX』という番組の栄光と破滅自体が、歴史の一こまだよな、などといらぬことを考えて、しげしげと見てしまった。
プロジェクトXが「偽史」とは思わない。
でも、『X』に書かれている「嘘ではない」ことの陰には、
その100倍ぐらい、「選択的に省かれた真実」もある。
本にする、本になる、とは
すべからくそういうことなのかも知れないけれど、
世の中の人々は、その手の「漂白済みのイイ話」を求めていて、
それがいつでも着実に需要があるということに、
ちょっと、違和感のようなものを感じた。
世の中にこういう需要があるから、
先だってネタ盗用(疑惑)で新聞沙汰になった
ディズニーランドのエピソード集
(読んだ人の98パーセントが泣いた、
みたいな売り文句でベストセラーになった、例の本です)
が作られてしまうのかもしれない。

そしたら、歴史の棚に『プロジェクトX』がずらりと並んでいた。
うーん、これも歴史書なのか。
・・・・そういわれるとそうかぁ。
でも、そうかもしれないけど、『プロジェクトX』という番組の栄光と破滅自体が、歴史の一こまだよな、などといらぬことを考えて、しげしげと見てしまった。
プロジェクトXが「偽史」とは思わない。
でも、『X』に書かれている「嘘ではない」ことの陰には、
その100倍ぐらい、「選択的に省かれた真実」もある。
本にする、本になる、とは
すべからくそういうことなのかも知れないけれど、
世の中の人々は、その手の「漂白済みのイイ話」を求めていて、
それがいつでも着実に需要があるということに、
ちょっと、違和感のようなものを感じた。
世の中にこういう需要があるから、
先だってネタ盗用(疑惑)で新聞沙汰になった
ディズニーランドのエピソード集
(読んだ人の98パーセントが泣いた、
みたいな売り文句でベストセラーになった、例の本です)
が作られてしまうのかもしれない。