2009年04月01日
そらみず
土~月にかけて、家族&両親と広島に行ってきた。娘の発表会が広島であったので、そのついでに広島観光もして、久しぶりにゆっくり、という感じ。
夕方時間が余ったので、妻の発案で、長女と原爆ドーム&資料館へ。
原爆ドームは、修学旅行で行っていたので覚えてはいたけど、当時と印象がかなり違う。前はどうしても「お勉強」と思ってみていて、あんまり自分に響いてこなかった。
この歳になって見た原爆ドームは、周りの高層ビルに囲まれて、すごい違和感。圧倒的に廃墟で、まわりの立派なビルから強烈に浮いている。
復興した広島の街中で、ここだけが昭和20年のまま。その対比が、なんというか、、、、美しい。
すごい景色だと思った。

資料館、、、、。戦争があって、原爆が落とされて、たくさんの人が亡くなって、、、と、アタマでは存分に知っているはずのことを、もういちど遺品とか溶けたビンを見ながら体験しなおす感じ。
子供の遺体と一緒に埋めた三輪車が展示してあった。子供を持つ身としては痛かった。
モノと向かい合うと、改めて揺さぶられる。
当たり前のことだけど、直に見るって、大切だ。
娘も沈黙してたけど、まあ、別に急いで言葉にする必要はない。とりあえずは「違和感」として残っていればOK。
---
さて、旅行中、天気はずっとよくて、特に月曜はピーカン。
今をときめくネイティヴ出雲弁スピーカーの母が、「「そらみず」って知っちょー(知ってる)?」
なんでも、今日のように快晴で、全く雨の心配がない日は「空を見ない」から、いい天気のことを「空見ず」というのだとか。
雨の事を洒落て「空水」と言うのかと一瞬思ってしまった。「快晴」のことなんだ。
出雲弁、奥が深いね。
ホテルでは、暇だったので子供の付録製作に没頭。2時間以上も掛かって50センチぐらいあるロボット(『侍戦隊シンケンジャー』の「超でかフィギュア」)が完成した。

ふう。
最近の子供雑誌の付録って、すごい。4,5年前は鉛筆だのノートだの、モノの魅力で吊っていた気がするけど、この雑誌について言うと、紙で組み立てる工作ものオンリー。
でも、昔のままの「紙のおもちゃ」と思っていると、びっくりする。
もしかしてコンピュータを駆使して設計しているのか、かなり凝った立体で作られていて、子供が遊ぶにはちょっと向かない「コワレモノ」な感じ。50センチもあるし。
(このサイズの立体を、A4の紙で作っちゃうんだからすごい。)
でも、どう考えてもうちの子が遊べば明日までは保たない。
と言いつつ、新幹線3時間の静岡への旅では、刀が曲がるくらいでなんとか自宅まで持ち帰れた。
あと、ツノもちょっと折れたけど。
今日は枕元に置いて寝ているようだ。きっと明日になれば、、、、。
いかんいかん。
これは「お父さんのおもちゃ」じゃなくて、「子供のおもちゃ」だからね。こわれてもいいんだよ。
と自分に言い聞かせる。
夕方時間が余ったので、妻の発案で、長女と原爆ドーム&資料館へ。
原爆ドームは、修学旅行で行っていたので覚えてはいたけど、当時と印象がかなり違う。前はどうしても「お勉強」と思ってみていて、あんまり自分に響いてこなかった。
この歳になって見た原爆ドームは、周りの高層ビルに囲まれて、すごい違和感。圧倒的に廃墟で、まわりの立派なビルから強烈に浮いている。
復興した広島の街中で、ここだけが昭和20年のまま。その対比が、なんというか、、、、美しい。
すごい景色だと思った。

資料館、、、、。戦争があって、原爆が落とされて、たくさんの人が亡くなって、、、と、アタマでは存分に知っているはずのことを、もういちど遺品とか溶けたビンを見ながら体験しなおす感じ。
子供の遺体と一緒に埋めた三輪車が展示してあった。子供を持つ身としては痛かった。
モノと向かい合うと、改めて揺さぶられる。
当たり前のことだけど、直に見るって、大切だ。
娘も沈黙してたけど、まあ、別に急いで言葉にする必要はない。とりあえずは「違和感」として残っていればOK。
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さて、旅行中、天気はずっとよくて、特に月曜はピーカン。
今をときめくネイティヴ出雲弁スピーカーの母が、「「そらみず」って知っちょー(知ってる)?」
なんでも、今日のように快晴で、全く雨の心配がない日は「空を見ない」から、いい天気のことを「空見ず」というのだとか。
雨の事を洒落て「空水」と言うのかと一瞬思ってしまった。「快晴」のことなんだ。
出雲弁、奥が深いね。
ホテルでは、暇だったので子供の付録製作に没頭。2時間以上も掛かって50センチぐらいあるロボット(『侍戦隊シンケンジャー』の「超でかフィギュア」)が完成した。

ふう。
最近の子供雑誌の付録って、すごい。4,5年前は鉛筆だのノートだの、モノの魅力で吊っていた気がするけど、この雑誌について言うと、紙で組み立てる工作ものオンリー。
でも、昔のままの「紙のおもちゃ」と思っていると、びっくりする。
もしかしてコンピュータを駆使して設計しているのか、かなり凝った立体で作られていて、子供が遊ぶにはちょっと向かない「コワレモノ」な感じ。50センチもあるし。
(このサイズの立体を、A4の紙で作っちゃうんだからすごい。)
でも、どう考えてもうちの子が遊べば明日までは保たない。
と言いつつ、新幹線3時間の静岡への旅では、刀が曲がるくらいでなんとか自宅まで持ち帰れた。
あと、ツノもちょっと折れたけど。
今日は枕元に置いて寝ているようだ。きっと明日になれば、、、、。
いかんいかん。
これは「お父さんのおもちゃ」じゃなくて、「子供のおもちゃ」だからね。こわれてもいいんだよ。
と自分に言い聞かせる。