2013年05月18日
水郷へ
さて、喧噪のバンコクをあとに、いよいよ水郷アンパワへの出発です。

ホテルの前で塗装していた車も、だいぶ仕事が進んできているようです。
え?なんの話だっけって?
ほら、バンコクに着いた初日にこんなだった
↓

あの車の話ですよ。3日の時間経過を感じました。

さて、6時に宿を出て、北バスターミナルに行き、筆談でチケットを買います。
・・・・というかバス停に行こうとしているんですが、ごらんのように迷宮みたいな、またはびっくりドンキーみたいな圧縮陳列の市場がおもしろくて、なかなかバス停まで進めません。

目指すバスは170番。ありました。

かわいい彩色のわりには、かわいくないへこみ方をしている車体ですが。

チケット売り場のおばさんが書いてくれたメモ。170番バス、間違わずに乗れました。

カニチャーハン味のポテトチップス、という面妖なのをごはんがわりに、いざ南バスターミナルへ!
ホテルをでてここまで2時間弱。
荷物をまとめたら、もう前のホテルには自分の痕跡がなくて、新しい場所に向かっているという、このリセットされた感じはすごくいい。
日々、約束約束のなかで仕事をしている自分にとっては、あまりあじわうことのない解放感です。

バス停に来てもバスは止まらず、減速するだけでみんながどんどん飛び乗ってきます。

てなわけで南バスターミナルまで来ました。
バスターミナルの写真はないので、そこで食べたご飯の写真です。筍なんかが入った、中華系の炒め物ごはんです。
降りるときは教えてくれと車掌さんに頼んでいたのに、どうやらわすれていたようですが、みんながどやどやと降りるので、きっとここだろうと聞いてみたら案の定目的地でした。
大荷物を持った人が行き来しているし、雰囲気ですぐわかりました。ターミナルはちょっとしたショッピングモールで、かなりの数のお店が並びます。

これは、謎の「スイカ」という名前の洋品店。
ここで、どうしても欲しくなって買ってしまったのが、、、、、

金ぴかのカバンです。
重いしかさばるので、すぐに後悔することになるのですが、ともかくこのタイの旅では、ずっと一緒に動いてくれた旅の相棒となりました。

ターミナルにあったおみくじマシン。
おじいさんの前にある歯車が回り、止まったところが運勢の番号です。番号にしたがって、下にある紙を選んで持って行くという仕組み。
でも、お金を入れてもまわりません。
10バーツと書いてあったので、5バーツのコインを2枚入れたのが悪かったようです。多分、10バーツ硬貨じゃないと受け付けないのでしょう。

でも、まあいい。前のお客さんのひいた11番の数字のものを、そのままもらうと、、、、、

力努休君助 昌吉大卦此
良為忍事倣 傷損有為強
でもこれ、左右逆に読むのでしょうか。
此卦大吉昌
助君休努力
強為有損傷
倣事忍為良
此の卦は大吉である。
努めて休むことが君を助ける
強さのために損い傷つけることがある
事に倣って忍ぶことが良い
とでも読むのでしょうか。タイ語の方がもっとわからないので、とりあえず中国語を勝手に古文的に読んでみました。
そういえば、バンコク滞在中はものすごく歩いたので、右足の甲がちょっと痛くなっていました。
そうか、歩きすぎて足を壊しかけてるもんね、休めということか。。。

ではバスに乗って、、、、、
いや、このでっかいのじゃなくて、、、、、、

このワゴンで、アンパワまで行ってきます。

途中に見かけたこの店、塩田で作った塩を売っている、と後で知りました。
うしろに広がっているのも、塩田なんだそうです。

なかなかこの風景の話までいきませんね。。。。
ホテルの前で塗装していた車も、だいぶ仕事が進んできているようです。
え?なんの話だっけって?
ほら、バンコクに着いた初日にこんなだった
↓
あの車の話ですよ。3日の時間経過を感じました。
さて、6時に宿を出て、北バスターミナルに行き、筆談でチケットを買います。
・・・・というかバス停に行こうとしているんですが、ごらんのように迷宮みたいな、またはびっくりドンキーみたいな圧縮陳列の市場がおもしろくて、なかなかバス停まで進めません。
目指すバスは170番。ありました。
かわいい彩色のわりには、かわいくないへこみ方をしている車体ですが。
チケット売り場のおばさんが書いてくれたメモ。170番バス、間違わずに乗れました。
カニチャーハン味のポテトチップス、という面妖なのをごはんがわりに、いざ南バスターミナルへ!
ホテルをでてここまで2時間弱。
荷物をまとめたら、もう前のホテルには自分の痕跡がなくて、新しい場所に向かっているという、このリセットされた感じはすごくいい。
日々、約束約束のなかで仕事をしている自分にとっては、あまりあじわうことのない解放感です。
バス停に来てもバスは止まらず、減速するだけでみんながどんどん飛び乗ってきます。
てなわけで南バスターミナルまで来ました。
バスターミナルの写真はないので、そこで食べたご飯の写真です。筍なんかが入った、中華系の炒め物ごはんです。
降りるときは教えてくれと車掌さんに頼んでいたのに、どうやらわすれていたようですが、みんながどやどやと降りるので、きっとここだろうと聞いてみたら案の定目的地でした。
大荷物を持った人が行き来しているし、雰囲気ですぐわかりました。ターミナルはちょっとしたショッピングモールで、かなりの数のお店が並びます。
これは、謎の「スイカ」という名前の洋品店。
ここで、どうしても欲しくなって買ってしまったのが、、、、、
金ぴかのカバンです。
重いしかさばるので、すぐに後悔することになるのですが、ともかくこのタイの旅では、ずっと一緒に動いてくれた旅の相棒となりました。
ターミナルにあったおみくじマシン。
おじいさんの前にある歯車が回り、止まったところが運勢の番号です。番号にしたがって、下にある紙を選んで持って行くという仕組み。
でも、お金を入れてもまわりません。
10バーツと書いてあったので、5バーツのコインを2枚入れたのが悪かったようです。多分、10バーツ硬貨じゃないと受け付けないのでしょう。
でも、まあいい。前のお客さんのひいた11番の数字のものを、そのままもらうと、、、、、
力努休君助 昌吉大卦此
良為忍事倣 傷損有為強
でもこれ、左右逆に読むのでしょうか。
此卦大吉昌
助君休努力
強為有損傷
倣事忍為良
此の卦は大吉である。
努めて休むことが君を助ける
強さのために損い傷つけることがある
事に倣って忍ぶことが良い
とでも読むのでしょうか。タイ語の方がもっとわからないので、とりあえず中国語を勝手に古文的に読んでみました。
そういえば、バンコク滞在中はものすごく歩いたので、右足の甲がちょっと痛くなっていました。
そうか、歩きすぎて足を壊しかけてるもんね、休めということか。。。
ではバスに乗って、、、、、
いや、このでっかいのじゃなくて、、、、、、
このワゴンで、アンパワまで行ってきます。
途中に見かけたこの店、塩田で作った塩を売っている、と後で知りました。
うしろに広がっているのも、塩田なんだそうです。
なかなかこの風景の話までいきませんね。。。。
2013年05月18日
壁越しのためいき
ちょっと旅行記は小休止して、このバンコクの宿で出会った日本人の話をしましょう。
といっても、顔もよく知らない人です。
バンコクに着いた初日、隣の部屋の携帯のけたたましいコールで目が覚めてしまいました。ホテルの壁が薄いので、話声がものすごくクリアーに聞こえてしまうのです。
カタコトの英語で、たぶんタイ人らしき友人と延々話しています。
その友人が、どうやら今から飲まないかとしつこく誘っていて、それをなんとか断ろうとしているようなのです。
「あと5日で帰るんだ」「明日は**という街にいかなきゃいけないから、今日は眠らなきゃ」「いや、運転していくから、寝ないと事故をおこしちゃう」などと、延々行けない言い訳をしていますが、相手が納得しない様子。
次の夜も、今度はちょっと関西なまりの日本語ですが、同じような話をしているよう。この電話で、隣の人が長期滞在の日本人だとわかりました。
たぶん、1月ぐらいのスパンで、何度もタイに遊びに来ているようです。
この日の電話は、たぶん、ある知り合いの電話番号を教えてくれ、と言われて、知らないと言い続けているけど相手が納得してくれない、みたいな会話でした。
バンコクを出る前の日、部屋に入るときにちょうどすれ違って、「日本人ですか?」と聞かれたので、一応「はい」とは答えたんですが、結局それっきり、顔を合わせたのもこの時だけだったのですが。
この日なのか別な日なのか、忘れましたが、深夜、私が夢うつつのなかで、隣から「ふ~~~~っ」という、深いため息が壁越しに聞こえて、とても寂しい気持ちになったのを覚えています。
タイで独り暮らしで、お金もそこそこあって、夜はいろいろ飲み歩いて友達もできて。
でも、そんなふうに自由でしがらみがないふうに暮らしているように見えて、実は、結局そういうしがらみを、(もしかしたらこっそり求めて?)、こんな深夜の電話をするのかもしれません。
そういえば。
このバンコクの『サラ・デイリー・マンション』で最初に部屋を見せられた時、「寂しい人はこのマンションの屋上に集まってみんなでビールを飲むといいよ」と、宿のサラさんに言われた話をしました。
でも、旅先で慰めあうのもちょっとなあ、、、、と思って、結局酒盛りには参加しませんでした(というか、酒盛りがあったのかも知りません)
でも、バンコクに長逗留すると、そういう気分になることもあるのかなあ。しがらみから離れるのが楽しいのになあ。
私は、旅はひとりでいいや、と思いました。
こういう経験もあって、早くバンコクから出たいと思ってしまったのかもしれませんね。
実は、後でタイの音楽にはまってからは、バンコクで「モーラム」というタイの伝統音楽をかけるクラブイベントがあるのを知り、行っておけばよかったな~、と後悔することになるのですが、、、、、。
といっても、顔もよく知らない人です。
バンコクに着いた初日、隣の部屋の携帯のけたたましいコールで目が覚めてしまいました。ホテルの壁が薄いので、話声がものすごくクリアーに聞こえてしまうのです。
カタコトの英語で、たぶんタイ人らしき友人と延々話しています。
その友人が、どうやら今から飲まないかとしつこく誘っていて、それをなんとか断ろうとしているようなのです。
「あと5日で帰るんだ」「明日は**という街にいかなきゃいけないから、今日は眠らなきゃ」「いや、運転していくから、寝ないと事故をおこしちゃう」などと、延々行けない言い訳をしていますが、相手が納得しない様子。
次の夜も、今度はちょっと関西なまりの日本語ですが、同じような話をしているよう。この電話で、隣の人が長期滞在の日本人だとわかりました。
たぶん、1月ぐらいのスパンで、何度もタイに遊びに来ているようです。
この日の電話は、たぶん、ある知り合いの電話番号を教えてくれ、と言われて、知らないと言い続けているけど相手が納得してくれない、みたいな会話でした。
バンコクを出る前の日、部屋に入るときにちょうどすれ違って、「日本人ですか?」と聞かれたので、一応「はい」とは答えたんですが、結局それっきり、顔を合わせたのもこの時だけだったのですが。
この日なのか別な日なのか、忘れましたが、深夜、私が夢うつつのなかで、隣から「ふ~~~~っ」という、深いため息が壁越しに聞こえて、とても寂しい気持ちになったのを覚えています。
タイで独り暮らしで、お金もそこそこあって、夜はいろいろ飲み歩いて友達もできて。
でも、そんなふうに自由でしがらみがないふうに暮らしているように見えて、実は、結局そういうしがらみを、(もしかしたらこっそり求めて?)、こんな深夜の電話をするのかもしれません。
そういえば。
このバンコクの『サラ・デイリー・マンション』で最初に部屋を見せられた時、「寂しい人はこのマンションの屋上に集まってみんなでビールを飲むといいよ」と、宿のサラさんに言われた話をしました。
でも、旅先で慰めあうのもちょっとなあ、、、、と思って、結局酒盛りには参加しませんでした(というか、酒盛りがあったのかも知りません)
でも、バンコクに長逗留すると、そういう気分になることもあるのかなあ。しがらみから離れるのが楽しいのになあ。
私は、旅はひとりでいいや、と思いました。
こういう経験もあって、早くバンコクから出たいと思ってしまったのかもしれませんね。
実は、後でタイの音楽にはまってからは、バンコクで「モーラム」というタイの伝統音楽をかけるクラブイベントがあるのを知り、行っておけばよかったな~、と後悔することになるのですが、、、、、。
タグ :タイ旅行